こんにちは、NICO STOP編集部です。
今年も残すところあと4日、みなさんにとって2022年はどんな年になりましたか?
NICO STOPでは、写真と動画の記事をさらに充実させながら、3周年を記念したカメラバッグを製作するなど、フォトライフがより豊かになるような取り組みを行ってきました。
この1年間を、NICO STOPの記事を通して振り返りたいと思います。
年間ランキングTOP10を発表!
1年間のPV数を集計し、年間ランキングTOP10を発表します。
各記事の見どころに加えて、未公開カットや公開後の反響などのコメントもいただいていますので、ぜひご覧ください!
10位 水族館を愛する写真家に聞いたオススメ水族館8選 – 知るほどに楽しくなる見どころと撮り方のコツを紹介
公開:2022年9月13日
フォトグラファー:あきさん(@akira1027_photo)
10位は、全国の水族館を撮り続けるあきさんの記事です。これまでに訪れた中から特にオススメの8か所をピックアップし、見どころと撮り方のポイントを教えていただきました。ここでは、記事制作のタイミングで新たに撮影された2つの水族館を紹介します。
- 鳥羽水族館:生きものの種類が約1200種と日本で最も多い水族館です。今では希少となったラッコが飼育されていて、そろって目の前に遊びに来てくれることも。また、人魚伝説のモデルともいわれるジュゴンが飼育されているのもここだけです。望遠200mmがあると便利ですが、近づいてきてくれたときは標準域でも撮影できます。
- 四国水族館:四国の多様な水景がテーマの水族館。薄暗い中を泳ぐアカシュモクザメを下から眺められ、神々しい写真が撮れます。期間限定で、夕日が沈む瀬戸内海をバックにイルカのプログラムを楽しめるのも魅力。シルエットが浮かび上がる美しい光景をとらえることができます。
未公開カットを特別に紹介!
左:四国水族館、右:下田海中水族館
左は、エイのおなか側が水槽の縁に反射した“かわいい”×2のほほえましい写真。
右の写真は、ショーの後で水槽前まで来て観客をお見送りする瞬間。こちらを見ながら“ウンウン”とうなずいてくれたのが、思い出に残っているそうです。
あきさんコメント
《記事の反響》
「水族館に行きたくなった」「この記事を読んで勉強になりました」などのコメントをいただけたのが、うれしかったです。水族館は館内が暗くて被写体が動く、撮影が難しい場所なので、この記事が少しでも参考になればいいなと思います。《今後やりたいこと》
これからも水族館や生きものの魅力を自分の視点で撮り、見た人の心を動かす写真を撮り続けたいと考えています。また、現在は水中写真にも力を入れています。イルカやクジラが野生でどのように生きているのかを切り取り、2023年8月に開催する初個展でお見せできるようにがんばりたいです。
9位 長野県のオススメ撮影スポット13選 – 地元の風景写真家が教える、四季の彩りが美しい信州の風景
公開:2022年2月1日
フォトグラファー:Daisuke Uematsuさん(@daisukephotography)
9位は、「四季の美しさ」をテーマに撮影しているDaisuke Uematsuさんの地元・長野県のスポット記事です。
山々に囲まれ、起伏に富んだ地形とそれが生み出す自然の豊かさが魅力の長野。記事では13選を紹介しましたが、ここでは冬にオススメのスポットをピックアップします。
左:戸隠神社、右:地獄谷野猿公苑
- 戸隠神社:標高の高い位置にある神社で、奥社へ続く参道には樹齢400年の巨大な杉並木が立ち並びます。その迫力は圧倒的で、神聖な空間に踏み入った感覚。特に雪の日には、風景が一変します。
- 地獄谷野猿公苑:野生のニホンザルの生態を間近で観察できる場所です。特に冬の寒さが厳しい時期、雪など悪天候なほどサルたちの入浴確率が上がります。
- 御射鹿池:日本画家・東山魁夷の「緑響く」のモチーフにもなっていて、冬には特定の条件でしか現れない絶景を見ることができます。それは、氷がない状態での雪景色。雪化粧した木々が水面に映る様はとても神秘的です。
未公開カットを特別に紹介!
国宝の松本城は、春の桜・夏の新緑・秋の紅葉・冬の雪景色と、四季折々の風景を楽しめます。上の写真は、しんしんと雪が降る堀の中を、2羽の白鳥がゆっくり泳いでいる光景。白鳥が近くまで来てくれるタイミングは決して多くなく、貴重な瞬間です。
Daisuke Uematasuさんコメント
《記事の反響》
記事で紹介したスポットにはじめて来たという方に現地でお会いしたときはうれしかったです。
海外のフォトグラファーが長野に来るきっかけにもなり、「今シーズンの冬も長野に訪れる」と連絡があり、一緒に撮影する予定なので楽しみです。《今後やりたいこと》
定番スポットの撮影だけでなく、魅力的なシーンや被写体を見つけ出して自分だけの表現をしていきたいです。また、Nikonの機材で撮影した動画でも、魅力を伝えていければと思っています。
8位 ドラマチックな月の撮り方 – 満ち欠け・時間・場所で変わる、多彩な月の表情を魅力的に写すポイント
公開:2022年9月9日
フォトグラファー:まちゅばらさん(@mpmb7)
8位は、中秋の名月に合わせて公開した記事です。まちゅばらさんに、月撮影の基本とドラマチックに撮影するポイントを教えていただきました。
- 月の状態を確認:美しい満月や三日月を狙うには、月の満ち欠けや月の出・月の入り時間を事前にチェック。晴れていたほうがきれいに撮れますが、雲におおわれたとしても情緒豊かな世界観を表現できます。
- 望遠レンズで撮る:月を主体にしたい場合は望遠であるほど好ましいです。高画素のカメラであれば、トリミングでも月の存在感を強調できます。
- 地上風景を入れる:月明かりに照らされる水辺や、山や岩など、地上の風景を絡めることで、よりドラマチックに写すことができます。
未公開カットを特別に紹介!
NIKKOR Z 800mm f/6.3 VR Sに2倍のテレコンバーターをつけて撮影された1枚。焦点距離1600mmでは、ここまで大きく鮮明に写し出すことができ、月そのものの表情を知ることができます。
まちゅばらさんコメント
《記事の反響》
この記事を見て「中秋の名月を撮りに行く・行った」という多くの声をいただいたのが、うれしかったです。《今後やりたいこと》
月と新たな被写体を組み合わせた「月写真の可能性」を模索しながら撮影していきたいと思います。
7位 宮城県のオススメ撮影スポット9選 – 地元フォトグラファーが何度も通う、感動の風景
公開:2022年2月24日
フォトグラファー:zookomiさん(@zookomi0124)
7位は、zookomiさんの地元・宮城県のスポット記事です。宮城は、仙台という適度に大きい街がありながら、壮大な自然が近いところにあり、季節の風景を堪能できます。記事で紹介した9か所から、この冬の時期にオススメな3スポットを紹介します。
- 輪王寺:春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色と1年中楽しめるお寺。山門から本堂へと続く長い一本道が特徴で、門の向こう側で世界が変わるように意識して構図を決めるのがポイントです。
左:大高森、右:馬の背
- 大高森:松島の眺望が美しい松島四大観の一つで、特に夕景がきれいです。松島名物の牡蠣の養殖棚が風景のアクセントになっています。
- 馬の背:長年の波の浸食によってできた天然の桟橋です。馬の背に雪が積もると、幻想的な景色を見ることができます。スケール感を表現するには広角域で、奥に伸びる線を意識すると視線誘導もできます。
未公開カットを特別に紹介!
伊豆沼は、冬には数万羽のマガンが越冬のために飛来します。一斉に飛び立つ姿はまさに圧巻なのですが、それ以上に実は音に圧倒されます。この写真からはその音まで伝わってきます。
zookomiさんコメント
《記事の反響》
「参考になりました」「行ってみたくなりました」という反応や、写真に対して「最高です!」という声があり、うれしかったです。《今後やりたいこと》
東北の風景を中心としながら、各地でお祭りも再開してきていますので、ライフワークの一つとして文化的な行事も撮影していきたいと考えています。
6位 愛知県のオススメ撮影スポット12選 – 絶景を追い続けるフォトグラファーがどうしても教えたい地元風景
公開:2022年9月20日
フォトグラファー:AyuMiさん(@a_yumi0425)
6位は、AyuMiさんの地元・愛知県のオススメスポット記事。都市がありながら、車や公共交通機関を利用すれば観光スポットや自然風景に出会えるのが、愛知の魅力です。記事では12選を紹介しましたが、ここでは4スポットをピックアップします。
左:天王川公園、右:愛知牧場
- 天王川公園:約275mの藤棚は圧巻。毎年春には「藤まつり」が行われます。全体にピントを合わせ、ローアングルで上から降り注ぐように撮るのがポイントです。
- 愛知牧場:イチオシは夏のひまわり。一斉に咲き、斜面を黄色く染め上げます。少し遠くから望遠で狙うことで、ひまわり・青空・鉄塔の3要素で構図を決められます。
左:白鳥庭園、右:日出の石門
- 白鳥庭園:中部地方で最大級の規模を誇る日本庭園。美しく染まる紅葉の時期は、雪の付着で枝が折れないように「雪吊り」が施されます。夜にはライトアップされ、リフレクションもとてもきれいです。
- 日出の石門:日出町には、海の上の「沖の石門」と海岸の「岸の石門」の2つの石門があります。右上の写真では門を額縁構図として生かし、夜明け前の空のグラデーションを写し出しています。
記事公開後に撮影した写真を特別に紹介!
記事の制作中から目をつけていたという「逢妻女川」の彼岸花です。どこまでも広がる赤い絨毯がとてもきれい。手前の彼岸花にカメラを近づけて奥まで目線がいくようにしながら、青空と対比させることで赤を際立たせています。
AyuMiさんコメント
《記事の反響》
「愛知に行くときの参考にします!」という声を多くいただきました。地元のスポットをたくさんの方に知っていただけてうれしかったです。《今後やりたいこと》
まだ撮ったことのない景色や地域に行って、写真を撮り続けていきたいと思っています。雪景色の愛知の写真はまだないので、雪が降ればぜひとも撮りに行きたいです!
5位 雪の妖精シマエナガを撮り続ける写真家が教える、出会う秘訣と撮影のポイント
公開:2022年2月8日
フォトグラファー:やなぎさわごうさん(@daily_simaenaga)
ここからTOP5! 5位は、“雪の妖精”と呼ばれるシマエナガです。出会うポイントや撮り方を、やなぎさわごうさんに教えていただきました。
- 生息地は主に北海道、冬に白くまん丸に:山の木々が葉を落とす11月頃から札幌の木が多い公園や街路樹でも見られます。白くてまん丸な姿になるのは、冬のはじまりから3月頃までです。
- ある程度決まった場所を飛ぶ:観察して移動コースや採食する場所を把握しましょう。特にイタヤカエデの樹液が流出しているところは狙いやすいポイントです。なお、視覚だけで探すのは難しいため、鳴き声に耳を澄ませます。定番は「ジュリリ、ジュリリ」、採食時の「チッチッチッ」や仲間に危険を知らせる「チリリリリリ」などがあります。
- 機材は動きに対応する性能と超望遠:小さく動きが素早いため、正確で速いAF性能と連写性能に優れたカメラを、レンズは焦点距離300mm以上は必要です。手持ち+望遠なので、手ブレを防ぐためにシャッタースピードは速めに。白とびしてシマエナガが背景にまぎれないよう、少し暗めに撮るのがコツです。
お気に入りの1枚!
日の入り直前、ねぐらに帰る途中の1羽を撮影した写真。真っ白な身体が夕日に照らされ、半分が淡いオレンジに。この写真のように、角度によって背中の模様や尾などが隠れ、まるで毛玉のようなシマエナガを撮ることができます。
やなぎさわごうさんコメント
《記事の反響》
撮影の裏側部分は積極的に発信してこなかったのですが、実際にシマエナガ撮影に挑戦したい方の参考になったようでうれしく思います。《今後やりたいこと》
シマエナガ一筋で撮影していきたいと考えています。この冬で8シーズン目になりますが、愛は増すばかりで、もっともっとかわいい写真を撮りたい欲に取りつかれています。自分が撮ったシマエナガ写真でみなさんを癒やせたら、これほど幸せなことはありません。
4位 岐阜県のオススメ撮影スポット15選 – 地元の写真家が奇跡の1枚を求めて通う四季の絶景
公開:2022年3月10日
フォトグラファー:小林淳さん(@atsushi.k.photography)
4位は、小林淳さんの地元・岐阜県のオススメスポット記事です。岐阜県は自然豊かで、歴史や伝統を感じられる建物や催しも多く、年間を通じて楽しめる場所です。ここではオールシーズン撮影できる3か所を紹介します。
- 岐阜城:金華山の山頂にそびえる岐阜城は、月とのコラボレーションが話題の被写体です。500mm以上のレンズで城から離れて撮影すると、城は小さく、月は大きく写ります。
岐阜城は、月以外との組み合わせも画になります。右は記事公開後に撮影された、虹とのコラボをとらえた写真です。
- 長良川:岐阜市の中心部を流れる長良川は、水がとても美しいことで有名です。長良橋から川沿いに約650m続く遊歩道・長良川プロムナード付近は流れが穏やかで、朝日と夕日のリフレクションが絶景です。
長良川は伝統の鵜飼が行われる場所でもあり、昔から地元の人々に愛されています。右上の写真は、記事公開後に撮影された、関市・小瀬鵜飼。見事に鵜を操る鵜匠たちの迫力ある光景が見られます。
- モネの池:水の透明度が高く、フランスの画家・モネの絵画のような世界観を楽しめるとして有名になった池です。下の写真は紅葉の時期ですが、スイレンの花が咲く夏頃や、雪が積もったときも美しいです。
記事公開後に撮影した写真をさらに紹介!
左:美濃市・うだつの上がる町並み、右:大矢田神社
美濃市役所・美濃市観光協会と共同の「美濃和紙あかりアート展撮影ツアー」で撮影された2枚。小林さんは、自治体や地元企業とタイアップして、多くの方々に岐阜の魅力を撮っていただく写真ツアーを企画・開催しています。
小林淳さんコメント
《記事の反響》
写真で地元の魅力を発信し、町おこしに貢献できればと思い活動しています。記事を見た岐阜の方から「今まで気づかなかった地元の魅力を知ることができた」といった声が多くあり、県外の方からも「岐阜に行ってみたくなった」「次の旅行の候補地にする」といった声をいただき、とてもうれしく思っています。《今後やりたいこと》
岐阜城や長良川の鵜飼、美濃和紙など、岐阜には伝統や文化に裏づけられた魅力的な被写体が多くあります。すでにはじめていますが、それらを美しく撮影する写真ツアーなどの活動を進めていきたいと考えています。
3位 神秘の池「鹿島神宮・御手洗池」撮影ガイド – 絶景写真家が教える、魅力が増す時間帯と撮り方のポイント
公開:2022年11月8日
フォトグラファー:ひらゆいさん(@yuiphoto2)
いよいよTOP3! 3位は、神秘の池として話題の茨城県・鹿島神宮内にある「御手洗池」の撮影ガイドです。透き通る水と優雅に泳ぐ鯉。絶景を求めて旅をする、ひらゆいさんに撮り方のポイントをお聞きしました。
- 時間:光が入り出す朝はより神秘性を感じます。朝は人が少なく撮影しやすいというメリットもあります。
左:9時、右:10時(8月下旬撮影)
- 機材:池のまわりを移動しながら撮れるので、軽量なカメラがオススメです。レンズは池全体をスケール感たっぷりに撮るために広角が適しています。なお、24mm程度が鳥居と池をバランスよく写せます。
- 構図:特に鳥居と池をバランスよく写せるのは、赤丸をつけた鳥居の奥右手側。ローポジション・ローアングルで構えて木の迫力を出しながら、下側は水面だけが写るようにすることで、池のリフレクションを生かせます。
未公開カットを特別に紹介!
こちらは、鳥居の左手前側から撮影した写真。背後を緑に囲まれて力強い存在感を放つ鳥居には、まるでここだけ別世界のような神秘さを感じます。
ひらゆいさんコメント
《記事の反響》
自分にとって思い入れの強い「神秘の池」をたくさんの方に知っていただけて、反響も大きく、とてもうれしいです。《今後やりたいこと》
さまざまな場所の絶景や、幻想的な写真を今後も撮影していきたいと考えています。また、御手洗池は天気などその日の状況によっていつも違う雰囲気を感じられるので、これからもいろんな表情を楽しみに、撮影に訪れたいと思います。
2位 写真でリール動画を作ろう! Instagramのショートムービー機能を使った、写真の新しい見せ方
公開:2022年6月6日
フォトグラファー:Shotaさん(@shota.mebakuro)
第2位は、Instagram上でショートムービーを投稿できるリールの作り方の記事です。Shotaさんに、写真で作る動画の魅力や作り方のポイントを教えていただきました。
大事なのは「見る人を飽きさせない」こと
- 秒数は長くても30秒
- 動画の構成に合わせて選曲する
- 音楽のテンポに合わせて編集する
記事では、こちらの「写真が色鮮やかになっていく動画」の作り方を紹介しています。
Step1 音楽を決める:「速いテンポ」は高速で写真を切り替える動画、「ゆっくりめなテンポ」は徐々に色づくように変化していく動画など、構成によって決めます。切り替わりのわかりやすい音が一定のリズムで入っている曲が合わせやすいです。
Step2 写真セレクト:季節や自身のテーマなど、統一感を意識。最初は自信作や反響の大きかった写真で興味を引きつけ、最後は最初と同じ基準で選定し見た人の印象に残るようにします。
左:リールの1枚目、右:最後
Step3 写真をつなぎ動画に:テンポに合わせた表示時間調整がしやすいアプリを使用し、切り替わりの効果をつけていきます。
※記事では「VN」という無料アプリでの編集プロセスを紹介しています。
できた動画をInstagramのリールで読み込み、投稿すれば完了です。
未公開カットを特別に紹介!
「誰かの好きや癒やし、元気につなげたい」という想いで発信しているShotaさん。桜と青空の組み合わせに惹かれたのが上の写真です。桜の下には日常が広がっていて、道に落ちた影、建物や自動販売機にノスタルジックな雰囲気を感じます。
Shotaさんコメント
《記事の反響》
「普段、リールをどのように作成しているのか気になっていたので、それが知れてよかった」「実際にやってみます」という声をいただいて、うれしい気持ちでいっぱいです!《今後やりたいこと》
現在の撮影している被写体やテイストは続けていきたいです。アニメチックな映像も撮ってみたい想いがずっとあるので、挑戦していこうと思います!
1位 望遠レンズの「圧縮効果」って?ダイナミックな写真を撮るポイントとレンズの種類
公開:2022年3月31日
フォトグラファー:イナガキヤストさん(@inagakiyasuto)
年間ランキング1位に輝いたのは、3月に公開した望遠レンズの記事です。「富山の本気」を発信し続けているイナガキヤストさんに、望遠レンズの魅力、圧縮効果の生かし方について教えていただきました。
望遠レンズの特徴
- 遠くのものを大きく写す:近づけない被写体の撮影で出番です。同じ位置から撮ると、望遠になるほど、背景の写る範囲が狭くなり、伝えたいことがぱっと伝わりやすくなります。
焦点距離:左から50mm、200mm、400mm
- 圧縮効果:小さく写るはずの遠くの被写体が大きく写ることで、グッと手前に引き寄せられる「遠近の圧縮感」を感じるように。下の3枚の写真のように手前の被写体が同じ大きさに写る位置から撮ると、望遠になるほど背景が大きく写ります。
焦点距離:左から24mm、50mm、200mm
前景と遠景を意識することで圧縮効果が生きる
- 道路の形状や山の迫力を強調:望遠で撮影すると、道路や線路などカーブの奥行きが圧縮され、形状の特徴を強調できます。左の写真では、背景の山も迫ってくるように圧縮されることで、写真全体として迫力が出ています。
- 複数のレイヤーを入れることで圧縮感アップ:右の写真では、手前からバス・人・船・山とレイヤーを意識することで、ギュッと圧縮感が強まっています。
未公開写真を特別に紹介!
富山は海越しに3000m級の山々が見えるという世界でも珍しい地形なのですが、雨晴海岸はそれを見るのに最適な場所です。前景の女岩と遠景の立山連峰というレイヤーとなる位置関係も望遠の圧縮が生きやすいポイント。400mm程度の望遠で、現地で実際に見て「大きい!」と感じる感動を、写真で表現することができます。
イナガキヤストさんコメント
《記事の反響》
「いつも見ている写真がどうやって撮影しているか知ることができた」「望遠レンズについてとてもわかりやすくまとまっていて勉強になった」「この記事を読んで望遠レンズを使ってみたい」という声をいただき、喜んでいただけたのがうれしかったです。《今後やりたいこと》
これからも変わらず富山を撮っていきたいです。地元だからこそ出会えるタイミングの写真で、富山の魅力を世界に発信していけたらと思っています。そのために望遠レンズは欠かせない存在なので、使い方を追求していきたいです。
2022年に実施した新たな取り組みをご紹介
写真・動画の楽しさ・魅力を伝えるために、新たなコンテンツを発信してきました。また、NICO STOPの「C」はCommunicationの「C」ということで、読者のみなさんと一緒に楽しめるイベントにも力を入れています。
3周年を記念したカメラバッグ製作
NICO STOPは今年の6月13日で3周年。それを記念し、オリジナルのカメラバッグを製作しました。フォトグラファーへのヒアリングを重ね、倉敷帆布の老舗・株式会社タケヤリさんご協力のもとに完成した、“日常になじむ”ナチュラルテイストのバッグです。
NICO STOPオリジナルカメラバッグのポイント
- 写真好きの声を形にした、カメラを毎日持ち歩きたくなる3WAYカメラバッグ
- インナーバッグを入れて、普段使いの鞄を「カメラバッグ」に
- 倉敷の帆布を採用し、体になじむやわらかさ&軽さと、カメラを守る丈夫さを両立
Makuakeで販売すると497人の方にご購入いただき、目標の2319%を達成いたしました。みなさんのご支援ありがとうございました。
お手元に届いた報告を目にし、とてもうれしく思います。素敵なフォトライフをぜひ過ごしていただきたいです。
先着20名の方とフォトウォークを実施
リターンとして、先着20名の方と10月1日に日帰りフォトウォークを実施しました。
>当日の様子はこちらをご覧ください。
人気のフォトグラファーと一緒にローカル線に乗って、みんなでおそろいのカメラバッグで写真を撮りに! 自然の中を歩きながらお互いを撮影したり、フォトグラファーに写真の撮り方を教えてもらったり、参加者のみなさんで写真を楽しんでいただけました。
写真家と学ぼう! カメラ初心者ガイド
3月からは、カメラに興味はあるけど「どのカメラがいいかわからない」「使いこなせる自信がない」という初心者の方のために、カメラの使い方や撮り方の基本をわかりやすく解説する連載企画がスタートしました。
主人公のナツキちゃんが、機材の選び方、写真の基礎知識、被写体ごとの撮り方などを、会話形式で学んでいきます。
カメラをこれからはじめたい方にぴったりなコンテンツ。嵐田大志さんや鎌田風花さんをはじめ、NICO STOPでおなじみのフォトグラファーがかわいいイラストで登場するのも見どころです!
さまざまな切り口で動画の楽しさを発信
2021年はこれから動画をはじめたい方向けに漫画の連載をしていましたが、2022年はより実践的な動画記事を発信してきました。
はじめてのフィルムライク動画
6月からは映像クリエイター向けサービスVookとコラボし、ミラーレスカメラで魅力的な世界観「フィルムライクな動画」を制作する方法を、全5回にわたって紹介しました。
- 基本設定と撮り方のコツ
- スマホアプリ編集
- オールドレンズで動画撮影
- カラーグレーディングのはじめ方
- 写真を撮るように楽しむポートレートムービー
みなさんの動画を募集し、ギャラリーで紹介
6月2日~8月31日に、SNS上で「#何気ない日々を短篇映画のように」をテーマにした動画投稿キャンペーンを実施しました。
たくさんの素晴らしい作品の中から、特に素敵な作品をオンラインギャラリーで紹介しています。
Z 30でワンランク上の料理動画 撮影
Z 30、NIKKOR Z 28-75mm f/2.8、NIKKOR Z 17-28mm f/2.8、NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
8月に発売したVlog向けミラーレス Z 30を使って、トラノコクさんに料理動画制作のポイントを教えていただきました。記事では、撮る内容・撮影環境・撮り方・仕上げ方について、順を追って解説しています。
写真と動画は「美味しそうな瞬間をとらえる」という点では共通部分がありますが、動画は前後のカットを含めて、さまざまなシーンを組み合わせた「複合的な作品」としてよさを出せるのが大きな魅力です。
はじめてのタイムラプス撮影
Z 6II、NIKKOR Z 20mm f/1.8 S
Nikonのミラーレスカメラに搭載されている「タイムラプス動画」機能を使った撮影方法を、タイムラプスクリエイターの成澤広幸さんに教えていただき、小春ハルカさんにはじめてのタイムラプス撮影にチャレンジしていただきました。
「タイムラプス動画」とは、一定間隔で自動的にカメラが撮影し、静止画をつないで動画として記録したもの。写真とは違う魅力を感じられます。
Lightroomで動画編集をしよう!
写真の編集でよく使われるLightroomですが、6月に動画編集機能がアップデートされました。そこで、普段から動画を撮影するべくさんにLightroomによる動画編集を試していただきました。
編集前
編集後
Z 30、NIKKOR Z 28-75mm f/2.8
写真と同じような感覚で動画の明るさ・色・雰囲気を調整できます。タイムラプス動画の記事でもLightroomにより編集を行っているのですが、動画に慣れていなくても手軽に編集できるのが大きな魅力です。
記事をより気軽に読めるInstagram投稿
3月にNICO STOPのInstagramを刷新しました。
写真とテキストで記事のポイントを解説する「NICO STOP MAG」と、リール動画で記事のまとめを視聴できる「NICO STOP INSTA REEL VIDEO」。これまでにNICO STOPで公開した記事をもとに制作し、より気軽に写真の撮り方や編集のポイントなどを学ぶことができます。
人気の高い投稿を紹介!
《NICO STOP MAG》
マガジン形式では、日常の撮り方やポートレート撮影の基本に注目が集まりました。
《NICO STOP INSTA REEL VIDEO》
リール動画では、レタッチ方法やカメラ+ファッションコーデ集など、リールの特徴を生かした投稿がより多くの方に見ていただけました。
NICO STOP編集長からのコメント
あっという間に季節は巡り、気がつくと2022年もあとわずかになりました。
いつもNICO STOPを読んでくださり、本当にありがとうございます。
今年は、コロナ禍になって以来中止になってしまっていた、いろいろなイベントが少しずつ再開しはじめましたね。
長いトンネルの先に光が見えてきて、それがだんだんと近づいて明るくなっていくのを実感するような、そんな一年でした。
NICO STOPでは、今年もたくさんの記事や企画を実施しました。
振り返ってみて特に思い出深いのは、久しぶりに開催したフォトウォーク。
そのときはじめてリアルで顔を合わせる参加者の方々が、カメラを持って一緒に一日旅をしているうちに、まるで昔からのお友達同士のように、楽しそうに写真を撮ったり見せ合ったり、語り合ったりするのを見て、あらためて「写真っていいなぁ」「写真は人を笑顔にするなぁ」と感じたものでした。
みなさまもお休みの日にはカメラを持って、いつもより少しだけ遠くにお出かけしてみてはいかがでしょうか。
そのときは、フォトグラファーの方々が紹介してくださっている撮影スポットの記事もぜひ参考に。
きっと新しい発見やワクワクが待っているはずです。
わたしたちは「写真がもたらす豊かさ」をテーマに、これからもみなさまに楽しんでいただけるような記事やイベントをたくさん企画していきます。来年もどうぞよろしくお願いします。
…それでは、お身体にはくれぐれもお気をつけて。よいお年を!
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