2021年の人気記事ランキングTOP10!どんな写真に関心が集まったのか、記事を通して振り返ろう

2021年の人気記事ランキングTOP10!どんな写真に関心が集まったのか、記事を通して振り返ろう

こんにちは、NICO STOP編集部です。
今年も残すところあと3日、みなさんにとって2021年はどんな年になりましたか?

NICO STOPでは動画コンテンツをはじめ、新たに発売されたミラーレス Z fcやマイクロレンズなどを使って、さまざまな切り口で情報を発信してきました。

2021年に公開した記事は100本以上。この1年間を、NICO STOPの記事を通して振り返りたいと思います。

年間ランキングTOP10を発表!

1年間のPV数を集計し、年間ランキングTOP10を発表します。
各記事の見どころに加えて、未公開カットや公開後の反響などのコメントもいただいていますので、ぜひご覧ください!

10位 マイクロレンズで撮るミニチュアアートの世界。リアリティとミニチュアらしさを表現する3つのポイント

2021年の人気記事ランキングTOP10!どんな写真に関心が集まったのか、記事を通して振り返ろう

公開:2021年9月9日
フォトグラファー:田中智さん(@miniature_MH

 

10位は、マイクロレンズの記事です。ミニチュアアーティストの田中智さんに、マイクロレンズでミニチュアの魅力を最大限に引き出すコツを紹介していただきました。特別に作っていただいた Z fcや Z 7IIは、驚くほど精巧です!

 

ミニチュア撮影で大切なリアリティ&ミニチュアらしさの表現

Z 5、NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
Z 5、NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
Z 5、NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

 

  1. 全体を写す:リアリティを表現するために、左の写真のように引きで全体を撮影。実物を撮るときと同じようなアングル・ボケ感を意識する。
  2. 作りこんだ部分に寄る:マイクロレンズの特性を生かし、右のように思いきり寄って、肉眼ではとらえきれないディテールや質感を写し出す。
  3. サイズ感を表現する:指先や米粒など、誰もが大きさを想像しやすいものと比較して、ミニチュアらしさを表現。小ささを強調するために余白を広めにし、ミニチュア全体にピントを合わせて繊細さを伝える。

 

Z 5、NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
Z 5、NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S
Z 5、NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

 

田中さんのお気に入りの1枚

Z 5、NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

Z 5、NIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR S

 

日本の彩りや文化を感じられる「曲げわっぱのお弁当」は、田中さんにとって思い入れのある題材。ふたを開けた瞬間のワクワク感と「美味しそう」という気持ちが伝わるように、色とりどりのおかずにマイクロレンズでしっかりピントを合わせています。凹凸や質感まで表現できるのは、このレンズならではです。

 

田中智さんコメント

《記事の反響》
ミニチュア教室の生徒さんに「参考になりました」と感想をいただき、記事を見て撮影されたという写真を拝見すると、とてもうまく撮れていました。また、記事で制作したカメラのミニチュアをニコンプラザで展示していただき、たくさんの方に見ていただいてうれしかったです。

《今後やりたいこと》
撮影で使用した Z 5とNIKKOR Z MC 105mm f/2.8 VR Sが使いやすかったので、実際に購入したところ、撮影がより楽しくなりました。接写しても美味しそうに見えるように、ミニチュアの表現力も上げていきたいと思います。

9位 新ミラーレス「Z fc」。フィルムカメラで撮っているような感覚にドキドキした

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公開:2021年7月8日
フォトグラファー:jyota tomonoriさん(@jt.333)、misuzuさん(@pettit0524

 

9位は、Z fcのインタビュー記事です。作例撮影を担当したjyotaさんとmisuzuさんに、愛着を持てるカメラのあるフォトライフについておうかがいしました。

 

2021年の人気記事ランキングTOP10!どんな写真に関心が集まったのか、記事を通して振り返ろう
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Z fcは「持つ喜び」「撮る楽しさ」を感じられる

  • 持っているだけで満足してしまうレトロなデザイン
  • 撮影していて楽しいマニュアル操作
  • シャッター音のよさ

学生時代にフィルムカメラにハマった二人にとって、Z fcは当時感じた「撮る楽しさ」を思い出させてくれたそうです。

 

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Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
(右)Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

さらに、液晶モニターはバリアングル式のため、セルフ撮影にも◎。暗所にも強いため、右のように夜の雰囲気を生かしたセルフ撮影もできます。

 

未公開カットを特別に紹介!

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)/photo by misuzu
Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR/photo by jyota
Z fc、(左)NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)、(右)NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR/photo by (左)misuzu、(右)jyota

 

Z fcはポートレートにも向いています。開放F2.8の28mmは被写体を鮮明に、背景をやわらかくぼかした表現が可能です。光に透かすと髪の毛の1本1本まで美しく写し出せます。16-50mmは、広角で風景を生かす撮影にぴったり。逆光でも色味をきれいに描写できます。

 

jyotaさん&misuzuさんコメント

《記事の反響》
「サイズ感や使いやすさ、画質はどうですか?」「お部屋でも使えますか?」「何色を買いますか?」等々、Z fcに対して興味を持っていただけました。中でも「お二人に憧れて購入しました!」という声がうれしかったです!

《今後やりたいこと》
それぞれ Z fcのレンズ違いのキットを購入したのですが、使えば使うほど手になじんでくるので、愛着がとてもあります。レンズを交換して使えるのもいいですよ。これからも二人の思い出に残る写真を、Z fcで撮り続けていきたいです。

8位 父とのデートが遺影撮影会になった話 – noteで話題の作家 島田彩さんのフォトエッセイ

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公開:2021年2月25日
島田彩(しまだあや)さん(@c_chan1110

 

8位は、作家の島田彩さんがとある日の出来事を綴ったフォトエッセイです。

 

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「僕が死んだら、遺影はこれにして」とお父様が見せてきたのは、SNSのアイコンにしている10KBの画像。「10KBの遺影写真はさすがに」と、久しぶりのデートが、遺影撮影会になりました。

 

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Z 5、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
Z 5、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
Z 5、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

 

思い出の地を巡りながら、今の姿を残し合う二人。はたしてどのような写真が撮れたのでしょうか? 島田さんにとって、とても大切な1日のお話。ぜひご覧ください!

島田彩さんコメント

《記事の反響》
「2年以上会っていない父に会いたくなりました」「僕ももう少し親の写真を撮っておこうかな」「こんなに笑えて、こんなに泣ける親子の写真にはじめて出会いました」「同じことを思い出して話せる時間を持てるのってやっぱりいいなと思う」という声をいただきました。父との時間が、他の親子の大切な時間につながったと思うと、とても感慨深いです。

《後日談》

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その後、noteの記事を公開し、有料部分で父の個展を行いました。それで集まったお金が半分、私からがもう半分で、Nikonのカメラを購入して「父の日」にプレゼントしたんです(新品ではなく中古でしたが)。結局「持ってて」と私が預かっていますが…、このカメラでたまに撮影を依頼するという案には「もちろん、よろこんで!」と答えてくれました。
>「父の日」の出来事を綴ったnoteはこちら

 

7位 オールドレンズ×ミラーレス – オールドレンズ9本を Z fcで撮り比べ!写りの個性を生かしたポートレートの撮り方

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公開:2021年11月22日
フォトグラファー:HASEさん(@mc__hase

 

7位に、オールドレンズ記事がランクインしました。フィルムライクなデザインの Z fcにマウントアダプターFTZを装着して、9本のオールドレンズを撮り比べ。それぞれの写りの特徴と、個性を生かす撮り方をフォトグラファーのHASEさんに教えてもらいました。

 

撮り比べたオールドレンズ9本

  1. AI Nikkor 15mm F3.5S:くっきりした描写で、風景を生かせる。
  2. AI Nikkor 28mm f/2.8:高コントラストで発色がいい。
  3. Nikkor-O Auto 35mm F2:しっかりした発色でありながら、輪郭はにじむような描写。
  4. AI Nikkor 45mm F2.8P:薄型軽量で、スナップに最適。
  5. Nikkor-S Auto 50mm F1.4:フレアやゴーストが出やすく、しっとりしたボケ感が特徴。
  6. AI Noct Nikkor 58mm F1.2:F1.2で暗所に強く、ボケが非常になめらか。
  7. New Nikkor 85mm f/1.8:溶けるようなボケとピント面のシャープさが魅力。
  8. Ai-S Nikkor 105mm F4.5 UV:コントラストが強く、描写が非常にシャープ。
  9. Ai Nikkor 135mm F3.5:望遠なのにコンパクト。細部まで繊細に表現できる。

APS-Cサイズの Z fcにつけると焦点距離が1.5倍となるため、フィルムカメラで使うのとはまた違う世界を写せます。

 

HASEさんお気に入りの2本

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Z fc、New Nikkor 85mm f/1.8
(右)Z fc、New Nikkor 85mm f/1.8
  • New Nikkor 85mm f/1.8:ふんわりとしたボケとシャープな線のギャップが魅力的。35mm判換算127mm相当となり、開放F1.8でピント範囲を狭くすると、見せたい部分をピンポイントで強調できる。

 

2021年の人気記事ランキングTOP10!どんな写真に関心が集まったのか、記事を通して振り返ろう
Z fc、AI Nikkor 45mm F2.8P
(右)Z fc、AI Nikkor 45mm F2.8P
  • AI Nikkor 45mm F2.8P:薄型・軽量のため、食事中や街を歩いているときでもサッと撮影でき、ナチュラルな表情や仕草を引き出せる。

 

未公開カットを特別に紹介!

Z fc、Nikkor-O Auto 35mm F2

Z fc、Nikkor-O Auto 35mm F2

 

Nikkor-O Auto 35mm F2は、普段からHASEさんが愛用しているレンズの一つ。高感度に強い Z fcとの組み合わせで、ブレーキランプの赤や車の光沢感を発色よく写しながら、オールドレンズらしいふわっとした描写が夜の雰囲気を引き出しています。

 

HASEさんコメント

《記事の反響》
「オールドレンズは少しハードルが高いと感じていたけど挑戦したくなった」と言ってくださる方が多く、とてもうれしく思いました!

《今後やりたいこと》
せっかくNikonのフィルム時代の素敵なレンズを多く持っているので、来年にはフィルムカメラF1やF2を購入して、フィルムでも残していこうと考えています。ロマン溢れる作品をこれからも作り続けたいです!

6位 フォトグラファーが40mm単焦点をポートレートに使う理由「50mmと35mmのいいとこどりの万能レンズ」

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公開:2021年10月1日
フォトグラファー:澤村洋兵さん(@yohei_sawamura

 

6位は、NIKKOR Z 40mm f/2の発売日に公開したレビュー記事です。作例撮影を担当した澤村洋兵さんに、40mm単焦点がポートレートになぜオススメなのかをお聞きしました。

 

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40mm単焦点がポートレートにオススメな3つの理由

Z 5、NIKKOR Z 40mm f/2
Z 5、NIKKOR Z 40mm f/2
Z 5、NIKKOR Z 40mm f/2

 

  1. 距離感「50mmと35mmのいいとこどり」:モデルさんにフォーカスした撮影も、その場の雰囲気を生かす撮影もこの1本で叶う。また、引きつつもモデルさんの存在を際立たせられるのは、40mmの独特の距離感。
  2. 描写「開放F2のボケ感+暗所での強さ」:F2によりモデルさんに近い部分からぼかすことができ、夜など暗所でも鮮明に写し出せる。
  3. サイズ「軽量コンパクト」:モデルさんへの威圧感が少なくなり、緊張がほぐれやすいという効果もある。最短撮影距離0.29mの近距離撮影においても、レンズの全長が短いためモデルさんの抵抗が少なく、撮影に集中できる。

 

Z 5、NIKKOR Z 40mm f/2
Z 5、NIKKOR Z 40mm f/2
Z 5、NIKKOR Z 40mm f/2

 

未公開カットを特別に紹介!

Z 5、NIKKOR Z 40mm f/2
Z 5、NIKKOR Z 40mm f/2
Z 5、NIKKOR Z 40mm f/2

左:編集前、右:編集後

 

特別に編集前写真を公開! 澤村さんは、Z 5とNIKKOR Z 40mm f/2の組み合わせの「撮って出し」のクオリティに驚いていました。陰影が強すぎず弱すぎず、ほどよいシャープさや色のり感。すべてがちょうどよかったそうです。編集後では、露光量とホワイトバランスのみ微調整されています。

 

澤村洋兵さんコメント

《記事の反響》
いろんな方から「あの写真を見て購入しました!」「カメラとレンズ、同じ構成にしました」という報告があり、今回の写真をきっかけに Z シリーズの世界に入ってくれた方がいることが、とてもうれしかったです。

《今後やりたいこと》
ポートレートは新たなテイストも撮っていきたいと考えています。それ以上に今、力を入れているのがスナップです。自分が生きている時代のリアルを感じられる写真を、未来の人々に見てもらえるように残していきたいなと。そして、ポートレートやスナップ、今撮りたいものすべてにおいて、自分の視野に近い“40mm”という画角がぴったりじゃないかなと感じています。

5位 ふんわりかわいいパステルフォトの世界 – 春のオススメ被写体とレタッチ術

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公開:2021年3月23日
フォトグラファー:meiさん(@4_adiantum7

 

ここからTOP5! 5位は、3月に公開したmeiさんの記事です。淡くやさしいパステルフォトの撮り方と、春にオススメの被写体を紹介しています。

 

パステルカラーの写真を撮る3ポイント

Z 6II、AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED

Z 6II、AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED

 

  1. 淡い色合いをぼかす:望遠レンズやF値の小さい単焦点レンズを使い、淡い色合いのものをぼかすことでやわらかい雰囲気を出す。
  2. 午後のやわらかい光:晴れた午後、逆光や斜光で取り入れるとやさしい描写になり、色に透明感もプラスできる。
  3. 3色程度にまとめる:「桜・菜の花・葉」「空の水色・菜の花」など3色程度になるよう切り取ると、淡い世界観で写し出せる。

 

Z 6II、AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED
Z 6II、AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED
Z 6II、AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED

 

meiさんのお気に入りの1枚

Z 6II、AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED

Z 6II、AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED

 

撮影した中で一番のお気に入りは、河津桜を背景に、凛と立つ菜の花をとらえた写真です。望遠105mmの圧縮効果で背景を桜色に、F1.8で前後を大きくぼかして中央に咲く菜の花を際立たせています。 記事ではこの写真を例に、色彩の鮮やかさを引き出す編集のコツも紹介しています。

 

meiさんコメント

《記事の反響》
「色の出し方、参考にしてみます」「光の表現の仕方がわかりやすかった」という感想をいただき、みなさんの参考になる内容をお届けできたことがうれしかったです。印象派や新印象派期の絵画に影響を受けていることに対していただいた「確かにその頃の絵画の色や光の雰囲気を感じる」という言葉も心に残っています。

《今後やりたいこと》
大好きな花に関して、最近では暮らしに根差した花も一層楽しむようになりました。花瓶に生けたり、ドライにしてスワッグを作ったり、花を織り交ぜた菓子やお茶を楽しむ…など。「心ときめくものを追いかけて」というコンセプトは変わりなく、新しい花との関わり方を探しながら、その魅力に触れ、追いかけていたいと思います。

4位 紅葉に魅せられたフォトグラファーのオススメ紅葉絶景撮影スポット7選 – 東海地方の個性豊かな魅力を引き出すコツ

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公開:2021年10月26日
フォトグラファー:まちゅばらさん(@mpmb7

 

4位は、紅葉のオススメスポット記事。フォトグラファーのまちゅばらさんに、地元のある東海地方の美しい紅葉風景を紹介していただきました。ポイントは、紅葉×〇〇の風景とのコラボレーションです。

 

Z 6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
Z 6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
Z 6、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
D5500、AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR
Z 6II、NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S
(左)D5500、AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR、(右)Z 6II、NIKKOR Z 14-24mm f/2.8 S

 

  • 紅葉×滝:鮮やかな紅葉と滝の躍動感。厳かな空気感の滝が鮮やかになるのは秋ならでは。
  • 紅葉×雲海:雲海が発生しやすい秋、標高のある場所では幻想的な光景が広がる。
  • 紅葉×リフレクション:城や庭園など水辺の紅葉は、反射によって彩りと感動も2倍に。
  • 紅葉×里山:のどかな風景が温かみのある色に染まり、時間がゆっくり流れるのを感じられる。

記事では、東海地方7スポットの見どころを詳しく紹介しています。紅葉の基本の撮り方も解説しているので、来年の紅葉撮影に生かしてみてください。

 

記事公開後に撮影した写真を特別に紹介!

Z 6II、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
Z 7、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S
(左)Z 6II、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S、(右)Z 7、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

 

こちらは岐阜県「白水の滝」の紅葉です。記事で掲載した左の写真は10月上旬で色づきはじめでしたが、記事公開後の10月下旬に撮られた右の写真は見頃を迎えていました。色鮮やかな紅葉と清々しい空の組み合わせがまさに絶景です。

 

Z 7、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 7、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

さらに足を伸ばし、山梨県で撮影された1枚。富士山の撮影スポット「新倉山浅間公園」を散策中に紅葉の隙間から富士山が見える場所を発見し、はじめて撮った紅葉と富士山の組み合わせだそうです。

 

まちゅばらさんコメント

《記事の反響》
「写真の撮り方が丁寧に解説されていて勉強になりました」など、ありがたい感想をいただきました。写真仲間もお祝いしてくれて、うれしかったです。

《今後やりたいこと》
冬の澄んだ空気に映える都市夜景や雪景色をはじめ、動物を撮るのも楽しいので、2022年も積極的に撮影を続けていきたいと思います。また、世界からも注目されだした日本の写真のNFTをどんどん盛り上げていきたいです。

3位 星空撮影にチャレンジしてみよう!はじめてでもきれいに撮れる基本の5ポイントと、美しい星景スポット5選

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公開:2021年8月24日
フォトグラファー:saizouさん(@saizou4

 

いよいよTOP3! 3位はsaizouさんの星空撮影の記事です。天の川を撮影するための基本を教えていただきました。

 

星空撮影のポイント

  • 場所:街の光の影響が少ない、高台や海・湖など開けた場所を選ぶ。
  • 空の状態:月明かりの少ない新月の前後2~3日、もしくは満ち欠けによらず月が沈んでから。
  • 機材:高感度に強いカメラ、レンズは14~24mmの焦点距離域が適している。長時間露出をするため三脚は必須。シャッターボタン押下時のブレが発生しないようにレリーズを使うか、スマホアプリ「SnapBridge」でリモートシャッターを切る。

 

Z 6II、NIKKOR Z 20mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 20mm f/1.8 S

 

  • 設定:F2~F2.8にし、ISOは2400~3600を上限にノイズが発生しないよう極力低く。シャッタースピードは「500ルール」(500÷焦点距離=上限露出時間)を目安に決める。
  • ピント:MF+ライブビュー拡大表示で明るい星に合わせる。

以上のポイントを押さえると、ワンショットでもきれいに星空を撮影できます。記事では、オススメの撮影スポットも紹介しているので、星空撮影の参考にしてみてください。

 

Z 7、NIKKOR Z 14-30mm f/4 S
D750、AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED
(左)Z 7、NIKKOR Z 14-30mm f/4 S、(右)D750、AF-S NIKKOR 24mm f/1.4G ED

 

未公開カットを特別に紹介!

D750、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

D750、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

 

島根県にある「山王寺の棚田」での星空写真です。4月下旬頃から代掻きがはじまり、水が張られる時期。田んぼが星空を反射してとてもきれいです。これは約3時間、三脚を動かさず星を撮影し、比較明合成することで星の動きを描き出しています。

 

saizouさんコメント

《記事の反響》
「星の撮影は難しそうで敬遠していたけど、この記事を見てチャレンジしてみたい」という声をいただきました。星撮影は意外と簡単で、普段目にできないような光景が写ります。その魅力が少しでも伝わり星撮影が好きになってくれたらうれしいです。

《今後やりたいこと》
心が震えるような素晴らしい光景を求めて、日本だけでなく海外にも撮影に行きたいと思っています。まだまだ予断を許さない状況なので、いつか心置きなく撮影に行ける日に向けてイメージを膨らませておきたいです。

2位 フィルムライクな新ミラーレス「Z fc」レビュー –「写り」「使い心地」など8つのポイントをフォトグラファーが本音で語る

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公開:2021年7月23日
フォトグラファー:鎌田風花さん(@fuka_09

 

第2位は、Z fcの発売日に公開したレビュー記事です。作例撮影を担当した鎌田風花さんに、Z fcを実際に使って感じた“ホントのところ”をうかがいました。

 

Z fcのお気に入りポイント

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)
Z fc、(左)NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR、(右)NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

  • デザイン・サイズ:キットレンズも含めてクラシカルなかわいいフォルムで、軽量・コンパクト。お出かけや旅にぴったり。
  • 描写性:イメージした通りのナチュラルな色味。暗部もつぶれることなく階調豊かに写せる。特にNIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)は、逆光時にフィルムライクな雰囲気に仕上がる。
  • ダイヤル操作:直感的に操作できるため、撮りたいシーンを逃さない。
  • AF:人の瞳AFはもちろん、猫や犬の瞳に対応した「動物AF」が搭載され、少し暗い室内でもしっかり反応する。
  • モニター:バリアングル式のため、縦構図でのローポジション撮影なども楽にできる。

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)
Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z fc、(左)NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)、(右)NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

未公開カットを特別に紹介!

Z fc、NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
Z fc、NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
Z fc、NIKKOR Z 85mm f/1.8 S

 

こちらの二つの写真は85mmで撮影したものです。35mm判換算127mm相当の望遠で、圧縮効果や非常に豊かなボケ味が生かされています。キットレンズだけでなく、Z レンズとの組み合わせによってさらに表現の幅が広がります。

 

鎌田風花さんコメント

《記事の反響》
特にうれしかったのが、記事を読んで実際に Z fcを購入した方がいらっしゃったことです。私も Z fc+28mmのキットを購入し、プライベートのメインカメラになっています。自分のカメラというだけで愛着がありますし、すぐに撮りたいときの強い味方です。

《今後やりたいこと》
Z fcは「日常に寄り添うカメラ」です。これからも、日常やふとした瞬間に訪れる心ときめくシーンを残していきたいと思います。冬は星がきれいに見えるので、Z fcで星空撮影もしてみたいです!

1位 富士山を撮り続けるフォトグラファーが教える、富士山撮影におすすめのスポット5選と美しさを引き出すコツ

2021年の人気記事ランキングTOP10!どんな写真に関心が集まったのか、記事を通して振り返ろう

公開:2021年1月7日
フォトグラファー:Daisuke Uematsuさん(@daisukephotography

 

年間ランキング1位に輝いたのは、1月に公開した富士山の記事です。「四季の美しさ」をテーマに風景を撮影しているDaisuke Uematasuさんに、オススメスポットと場所や時期ごとの撮影のポイントを教えていただきました。

 

D850、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
D850、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
D850、AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
D850、AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED
D850、(上)AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED、(下)AF-S NIKKOR 14-24mm f/2.8G ED

 

オススメスポット5選

  • (左上)山中湖:富士五湖で富士山に一番近く、雄大な姿を間近に。秋冬に見られるダイヤモンド富士も見どころ。
  • (右上)河口湖:北側の散歩道から、花や植物を絡めた富士山撮影ができる。冬には湖から花火が上がり、富士山との共演も格別。
  • (左下)新倉山浅間公園:春の富士山×五重塔×桜のコラボレーションが絶景。
  • (右下)精進湖:富士五湖の中で一番小さく、風の影響を受けにくいため、きれいなリフレクションを撮影できる。特に星空や朝焼けが美しい。
  • (1枚目)高ボッチ高原:長野県にある、富士山と諏訪湖を一望できるスポット。秋には下の写真のように、富士山の前方が雲海で埋め尽くされた光景と出会えるチャンスも。
    ※雲海の撮り方についてはこちら

 

Z 6II、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

Z 6II、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

 

記事公開後に撮影した写真を特別に紹介!

D850、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

D850、AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED

 

河口湖畔に面した大石公園では、6月下旬から7月中旬までラベンダーが咲き誇ります。そして、奥には富士山の姿。一面を紫に染めるラベンダーの美しさと雲の表情が表現された、富士山を軸に広がるパノラマ作品です。

 

Daisuke Uematsuさんコメント

《記事の反響》
はじめてのNICO STOPの記事でしたが、今まで富士山の撮影をあまりしたことがなかった方の「本記事がきっかけで富士山の撮影をやってみた」という声やSNSの投稿があり、うれしくなりました。私自身、まだ見たことのない富士山の写真を求めて、これからも撮り続けたいと思います。

《今後やりたいこと》
自然は壊れてしまうと元には戻せなくなります。そのような環境の中で“撮影をさせていただいている”という感謝の気持ちを行動で示せるようなフォトグラファーでありたいと思っています。ロケーションや知名度にかかわらず、自分にしか撮れないアイデアや可能性を常に考えて、今後も写真と向き合っていきたいです。

2021年に実施した新たな取り組みをご紹介

NICO STOPの「C」はCommunicationの「C」。読者のみなさんと一緒に楽しめるイベントや、新たなコンテンツを発信してきました。

写真展「伝えたい、わたしの世界」をニコンプラザ東京・大阪で開催

2021年の人気記事ランキングTOP10!どんな写真に関心が集まったのか、記事を通して振り返ろう

募集期間:2021年9月14日~2021年11月10日

 

人気フォトグラファー7名(嵐田大志さん、鎌田風花さん、酒井貴弘さん、sachiさん、jyota tomonoriさん、misuzuさん、宵月絃さん)が Z fcで撮影した、それぞれの「わたしの世界」を表現した写真をニコンプラザ東京・大阪で展示。多くの方にご来場いただきました。 写真展終了後は、WEBギャラリーとして再現し、展示の裏側も紹介しています。

また、写真展に連動してオンライントークライブを実施。アーカイブを公開中です!

YouTubeで動画配信をスタート

ニコンイメージングジャパン公式チャンネル内で、NICO STOPの動画配信をスタートしました。

 

 

酒井貴弘さん×ポートレート撮影、相沢亮さん×夜景撮影、Fujikawa hinanoさん×オールドレンズ撮影、鞄の中身やルームツアーなど記事に連動した動画を公開しています。フォトグラファー自ら解説していますので、より詳しく知りたい方は記事と合わせてご覧ください!

2021年のベストショットフォトコンを開催!

2021年の人気記事ランキングTOP10!どんな写真に関心が集まったのか、記事を通して振り返ろう

募集期間:2021年11月19日~2021年12月3日

 

2021年の締めくくりとして、「#私のベストショット2021」フォトコンテストを開催しました。審査員は人気フォトグラファー9名。5つの部門で写真を募集し、Twitter・Instagramではたくさんの応募がありました。

 

2021年の人気記事ランキングTOP10!どんな写真に関心が集まったのか、記事を通して振り返ろう

 

数ある力作の中で最優秀賞に選ばれたのは、m a m i c oさん(@mamico__1_)のベストショットです。

 

2021年の人気記事ランキングTOP10!どんな写真に関心が集まったのか、記事を通して振り返ろう

最優秀賞:m a m i c oさん

 

その他、9名の部門賞が選出されました。どれも素敵な写真ばかりなので、結果発表記事をぜひご覧ください。

そして、最優秀賞のm a m i c oさんは来年春頃にNICO STOPでWEB写真集を公開し、ニコンプラザでも作品を展示する予定です。そちらも楽しみにしていてくださいね!

写真・カメラに関するアンケートを実施!

NICO STOPでは今年、記事内やInstagramで写真・カメラに関するアンケートを実施しました。ご協力ありがとうございました!
※Instagramで実施したアンケート結果はこちら

 

ここでは、アンケート結果の中から気になるものを紹介したいと思います。

 

2021年の人気記事ランキングTOP10!どんな写真に関心が集まったのか、記事を通して振り返ろう
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2021年の人気記事ランキングTOP10!どんな写真に関心が集まったのか、記事を通して振り返ろう

 

カメラを持っていない方もNICO STOPを見てくださっていることがわかり、フィルムカメラで撮影する方が半数以上いたことも意外でした。 アンケート結果やいただいた声は、これからの記事作りの参考にさせていただきます。

NICO STOP編集長からのコメント

私たちの一年の軌跡を見てくださって、さらにここまで読んでくださってありがとうございました。

NICO STOPでは「写真のもたらす豊かさ」をテーマに、一年で100以上の記事を発信してきました。 多くの方に見てくださった記事もあれば、なかなか見ていただけなかった記事もあります。

公開するたびに祈るような気持ちで結果を見て一喜一憂しながら、振り返り、どうすればもっと多くの方に写真の良さを届けられるか、楽しんでいただけるかを考え悩みながら一年運営して参りました。

苦しい状況の時も、ありました。続けるのが難しいと思うことも。

そんな時に読んでくださった皆さまの「参考になった!」「写真を撮りに行きたくなった!」「買いたくなった!」などの嬉しい言葉の数々に、何度も救われました。

もしSNSで発信してくださった方や周りの方へ薦めてくださった方、心の中でそのようなことを思ってくださった方がいらっしゃいましたら、心より御礼申し上げます。

ありがとうございました。

NICO STOPは来年も「写真のもたらす豊かさ」をテーマに、皆様に楽しんでいただけるような記事やイベントを企画していきます。そして写真だけではなく、映像の楽しさについての発信もたくさんしていきたいと考えていますので、ぜひお楽しみに。

 

…それでは皆さま、良いお年を!

 

 

 

Supported by L&MARK

 

本記事は2021年12月27日に公開をしましたが、一部未公開情報等を含んでいたため非公開に致しました。該当箇所の確認のうえ、2021年12月28日に再公開致しました。