宮城県のオススメ撮影スポット9選 – 地元フォトグラファーが何度も通う、感動の風景

宮城県のオススメ撮影スポット9選 – 地元フォトグラファーが何度も通う、感動の風景

はじめまして、宮城県在住のフォトグラファーzookomi(@zookomi0124)です。宮城を中心に東北の自然や街・文化を写真に残しています。

 

今回は、私の地元・宮城県のオススメ撮影スポットを紹介したいと思います。宮城には仙台という適度に大きい街がありながら、壮大な自然がとても近いところにあり、季節の風景を堪能できます。

Nikonのミラーレスカメラ Z 5を手に、秋から冬にかけて撮影した写真をメインに、1年を通してのオススメを紹介します。

 

宮城県のオススメ撮影スポット9選

宮城県と言えばの仙台・松島に加え、県東部の石巻、県北部の栗原から9か所ピックアップしました。アクセスしやすい仙台・松島を楽しんでいただいたら、さらに足を伸ばしてみてください。

仙台【輪王寺】山門の奥にある神聖な世界

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

伊達家ゆかりの「輪王寺」は、東北有数の名庭園など見どころはたくさんありますが、撮影でオススメしたいのが山門から本堂へと続く長い一本道です。特に山門は明治の大火で唯一残ったもので、歴史の深さを感じます。

  • オススメ時期:春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪景色と1年中楽しめます。

 

Z 5、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

Z 5、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

 

撮影のポイント

  • 場所:手前の木を生かすには山門から少し下がったところから撮影します。
  • 時間帯:厳かな雰囲気を出すには、光があまり入らない朝か日が落ちかけている時間帯がオススメ。しっとりしたくもりの天気がよく合います。
  • 設定や構図:50mm前後の標準域で十分です。山門の向こう側で世界が変わるように意識して構図を決めるのがポイント。手前の木が風景のアクセントになります。

 

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

冬になると、山門をくぐった先が白く染まった植物に囲まれ幻想的です。奥が階段になっていて、右に門を入れて奥行きを出したり、いろいろな構図も楽しめます。

 

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

こちらは階段をのぼった先にある本堂です。雪降る中で佇む姿に、わびさびを感じます。

 

輪王寺
宮城県仙台市青葉区北山1丁目14-1
開園時間:8:00~17:00
https://rinno-ji.or.jp/
※詳細は上記HPをご確認ください。

注意点:紅葉のピーク時は人の往来が多く、冬は比較的少なくなります。他の方の迷惑にならないように、また道を独占しないように配慮して撮影を楽しみましょう。

周辺のオススメ:近くには「資福寺」という仙台のアジサイ寺があります。初夏には、新緑の輪王寺とアジサイの資福寺とどちらも行く価値ありです。

仙台【鳳鳴四十八滝】森に包まれる隠れた名瀑

Z 5、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

Z 5、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

 

森の中にある「鳳鳴四十八滝」は、大小さまざまな滝が折り重なる階段状の滝です。水音がまるで伝説の鳥「鳳凰」の鳴く声のようだと、この名前がついたのだとか。駐車場から徒歩すぐとアクセスのよさも魅力的です。

  • オススメ時期:10月下旬~11月上旬頃は白い滝が紅葉に包まれて美しいです。新緑や冬の雪景色と季節ごとの表情も楽しめます。

 

撮影のポイント

  • 場所:駐車場から1分ほどの場所に展望台があります(駐車場に案内板あり)。
  • 時間帯:滝に直接光が当たると、白とびしたりコントラスト調整の難易度が上がるため、光が入らない朝が撮りやすいです(紅葉の時期であれば7時~9時頃まで)。
  • 設定や構図:標準域で滝全体を収められます。森の中にあるため、滝を中央にして紅葉で取り囲むような構図にすると風景の魅力を引き出せます。上の写真は1/50秒で手持ち撮影していますが、三脚でNDフィルターを使い、長時間露出で水流をシルクのように写すと幻想的です。

 

鳳鳴四十八滝
宮城県仙台市青葉区作並字棒目木
http://www.city.sendai.jp/ryokuchihozen/mesho100sen/ichiran/037.html
※詳細は上記HPをご確認ください。

注意点:スペースが限られているため、譲り合って撮影しましょう。

周辺のオススメ:近くに「作並温泉」があり、周辺には自然も施設も充実しています。また、車で30分ほどの場所に「定義山」があり、名物の「三角あぶらあげ」が食べられます。

仙台【仙台大観音】街を見下ろす圧倒的存在感

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

大観密寺に建つ大観音像は高さ100mあり(仙台市制100周年を記念してその高さになったそう)、仙台の街中からは真っ白な観音がそびえ立つ非日常の光景を見ることができます。

  • オススメ時期:1年中。ただし、天気が悪いと大観音の顔に霧がかかり何も見えなくなります。

 

撮影のポイント

  • 場所:住宅街から撮ると非日常感が強まります。特に中山7丁目あたりが、大観音を正面に、かつ電線を避けて撮れるポイントです。
  • 設定や構図:焦点距離は200mmで圧縮効果によって、大観音の迫力を強調しました。

 

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

あえて電線が入る場所で撮影したのがこちら。今は地下に電線を引く工事が進んでいるようですが、密集する電線は日本らしさを感じます。

 

仙台大観音
宮城県仙台市泉区実沢字中山南31-36
https://www.daikannon.com/
※仙台大観音のある大観密寺については上記HPをご確認ください。

注意点:住宅街なので、周囲の迷惑にならないようにしましょう。

仙台【光のページェント】幻想的な光のトンネル

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

仙台のラストは、冬の風物詩「光のページェント」。定禅寺通のケヤキ並木につけられたLEDが点灯し、夜には幻想的な光に包まれます。

  • オススメ時期:12月中旬から2週間ほど開催されます(2021年は12月18日~12月31日)。

 

撮影のポイント

  • 場所:定禅寺通は道路の中央が通路になっていて、真ん中から写すと人並みやイルミネーションの壮大さが伝わります。
  • 時間帯:夜10時頃までやっていて、遅い時間のほうが人も少なくなり見やすいです。この日は晴れでしたが、天気が悪い日ほど幻想的な写真が撮れます。
  • 設定や構図:望遠で並木を圧縮しています。手持ちで撮るため、開放F値&ISO感度を上げてシャッタースピードを稼ぎ、ブレないようにするのがポイントです。

 

Z 5、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

Z 5、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

Z 5、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

Z 5、NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

 

並木を注目しがちですが、視点を変えてみてください。こちらの写真は、信号機を囲むようなイルミネーションがどこかさびしげで惹かれました。

 

SENDAI光のページェント
宮城県仙台市青葉区 定禅寺通
https://sendaihikape.jp/
※実施期間や点灯時間など詳細は上記HPをご確認ください。

注意点:かなり人が多いので、通行人の迷惑にならないようにマナーを守って撮影しましょう。

周辺のオススメ:仙台の街中なので、いろんなお店があります。競争率は高いですが、2階以上に席のある飲食店を予約できると光のページェントを見ながら食事を楽しめます。ガラス張りの「せんだいメディアテーク」という公共施設では、何かイベントが開催されていると5階や6階から光のページェントを見ることもできます。

松島【大高森】夕日に染まる島々の壮観な眺望

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

日本三景の松島でオススメのスポットが、標高約106mにある「大高森」です。松島の眺望が美しい松島四大観の一つで、島々を箱庭のように見られることから「壮観」という名がついています。ここは特に夕景がきれいです。

  • オススメ時期:1年中楽しめ、夏は全体が緑に染まります。

 

撮影のポイント

  • 場所:山頂には海側に突き出た展望台があり、そこから撮影できます。
  • 設定や構図:標準域~望遠域があると◎。上の写真は約40mmで撮影しました。空:地上を2:1でバランスよく構図を決めています。この日は沈む太陽が見られませんでしたが、光が島々に当たり幻想的な光景を撮影できました。

 

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

こちらは200mmで思い切り寄りました。松島名物の牡蠣の養殖棚が、風景のアクセントになっています。

 

大高森
宮城県東松島市宮戸

注意点:山頂までは片道約20分。登山道は整備されていますが、岩場もあるため歩きやすい服装で行きましょう。展望スペースは限られているため、譲り合いの気持ちが大切です。夏がオススメなのですが、最近はスズメバチが観測されています。十分注意しましょう。

周辺のオススメ:松島は遊覧船もあり、島々を船に乗って見ることができます。

Z 5、NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

Z 5、NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

松島【円通院】美しい紅葉に包まれる趣のある寺 

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

松島町にある「円通院」は、縁結びの寺として知られ、バラやコケ、庭園など1年中楽しめるスポットです。

  • オススメ時期:10月下旬~11月下旬頃の紅葉時期は赤や黄色に染まり、歴史ある寺社仏閣と相まって日本らしい風景を堪能できます。ここ数年はライトアップが中止されていますが、再開されるのが待ち遠しいです。

 

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

撮影のポイント

  • 場所:境内のいたるところで紅葉を楽しめますが、1枚目は最深部にある国指定重要文化財の「三慧殿」、2枚目はそこへ向かう途中の階段で、両側が紅葉で囲まれています。
  • 時間帯:朝早いほど人が少ないです。天気は雨でもくもりでも紅葉は引き立ちますが、この日は幸いにも晴れて順光になり、美しい紅葉を見ることができました。
  • 設定や構図:建物や階段を中心に置き、50~70mm程度にして紅葉で囲むような構図にすると、紅葉と歴史深いこの場所の魅力が際立ちます。光があってもそこまで明るくはないため、絞りすぎずF6程度にしています。

 

円通院
宮城県松島町松島字町内67
拝観時間:9:00~15:30
http://www.entuuin.or.jp/
※現在、コロナ禍のため時間短縮中です。詳細は上記HPをご確認ください。

注意点:紅葉シーズンは観光客が多くいるので、他の方の迷惑にならないように、場所を独占しないように。また、建造物や自然を壊さないように十分注意しながら撮影しましょう。

周辺のオススメ:円通院の近くには「松華堂」という菓子店があり、カステラがオススメです。

利府【馬の背】自然が生み出した天然の桟橋

Z 5、NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

Z 5、NIKKOR Z 14-30mm f/4 S

 

波の穏やかな入り江が続き「表松島」と呼ばれている利府町には、長年の波の浸食によってできた天然の桟橋「馬の背」があります。独特な地形が海に向かって伸びる、ここだけの風景です。

  • オススメ時期:1年中。特に馬の背に雪が積もると、幻想的な景色を見ることができます。

 

撮影のポイント

  • 場所:馬の背を渡らず、手前の広い場所から全貌を撮っています。
  • 設定や構図:風景のスケール感を表現するには広角域で(写真は14mm)、手前から奥に伸びる線を意識すると視線誘導もできます。この日はくもりで強い光はありませんでしたが、雲の動きによって迫力が出ました。

 

馬の背
宮城県宮城郡利府町赤沼字櫃ケ沢
https://www.town.rifu.miyagi.jp/gyosei/soshikikarasagasu/hisyoseisaku/hisyo/1/4290.html
※詳細は上記HPをご確認ください。

注意点:整備されている場所ではないため、歩きやすい服装で。立ち入り禁止にはなっていませんが、手すりなどがないため、渡らずに観賞するのが安全です。

石巻【トヤケ森山】360度見渡せる大パノラマ

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

県東部にある石巻市で紹介したいのが、「トヤケ森山」という展望スポットです。標高約173mの通称「馬っこ山」の山頂からは、360度パノラマの眺めで石巻市を一望できます。

  • オススメ時期:1年中素敵な場所で、特に田んぼに水が張られる5月の夕景が美しいです。

 

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

撮影のポイント

  • 場所:街並みは南西、工場地帯は南の方向にあります。
  • 時間帯:夕景や夜景もきれいですが、日が昇り淡く染まる朝の光景もオススメです。
  • 設定や構図:眼下の風景を撮るには標準域(1枚目40mm程度)から望遠域(2枚目200mm)があると◎。二分割や三分割構図にするとバランスよく切り取れます。なお、山の上は風が強いので三脚があると安心です。

 

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

こちらは、敷地内にある1本の木。朝日と重なり、神々しさを感じました。

 

トヤケ森山
宮城県石巻市南境鳥屋森山
https://www.city.ishinomaki.lg.jp/cont/10452000b/-kanko/-kankomap/20130507170036.html
※詳細は上記HPをご確認ください。

注意点:道中整備されていないところも多いため、歩きやすい服装で行きましょう。

周辺のオススメ:石巻の街中に行くと石ノ森章太郎の「石ノ森萬画館」や、眺めがよく桜の名所の「日和山公園」など楽しめるスポットがあります。

栗原【伊豆沼】一斉に飛び立つ数万羽のマガン

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

県北・栗原市にある伊豆沼は、冬には数万羽のマガンが越冬のために飛来します。そのマガンが日の出とともに一斉に飛び立つ、迫力ある光景を見ることができるスポットです。

  • オススメ時期:10月下旬~1月頃にマガンが飛来してきます。

 

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

撮影のポイント

  • 場所:伊豆沼の西・北・東に飛び立ちの観察ポイントがあり、朝日と一緒に撮るなら西側がオススメです。
    ※飛び立ちの観察ポイントについてはこちら
  • 時間帯:日の出30分前頃からが飛び立ちの見頃です。
  • 設定や構図:マガンの数が多いため、広角でも望遠でも画面いっぱいにとらえられます。1枚目は日の出前に100mm以上の望遠で圧縮し迫力を表現しました。2枚目は第2弾の飛び立ちで、希望を感じられるように太陽と水面の反射、マガンのバランスに気を配り35mmで撮影しています。鳥の動きをとらえるために1/1000秒より速く設定するので、三脚がなくても大丈夫です。

 

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

冬には白鳥もやってきます。飛来しているので遭遇できますが、沼の上を歩いているのは伊豆沼が凍結する12月下旬頃からしか見られません。

 

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

伊豆沼はハスも見どころです。夏には水面いっぱいにハスの花を咲かせ、冬になると枯れたハスが美しい造形を見せてくれます。

 

宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリセンター
宮城県栗原市若柳字上畑岡敷味17-2
http://izunuma.org/
※詳細は上記HPをご確認ください。

注意点:ピーク時には多くの撮影者や観察者が来ています。日の出前は非常に暗いので、他の人にぶつからないよう注意しましょう。また、鳥は光や音に敏感なため、フラッシュ撮影や大きな音を出すなどの行為はやめましょう。
※観察時の注意点はこちらをご確認ください。

Photographer's Note

宮城県は新幹線や飛行機などアクセスがよく、地下鉄など交通手段も充実しているため、はじめての東北旅としてもオススメです。海・川・山と自然が想像以上に近い場所にあり、1年を通して楽しめます。

観光雑誌やメディアでおなじみの場所がたくさんありますが、私はその場所を季節や時期を変えて「自分らしい写真」になるように意識しています。今回の撮影でも、何度も訪れたスポットを季節や時間を変えてみました。ベストシーズンから少し外すことで、違う季節の空気感だったり、写真のおもしろさをさらに感じることができるので、みなさんもいろんな時期に訪れてみていただきたいです。

 

宮城県のさまざまな場所を撮ってきましたが、実は北部の写真が少ないんです。魅力的なスポットがまだまだあり、今後は特に春の登米市や加美町の桜を撮影したいと思っています。

私のSNSなどで、宮城県はもちろん東北の魅力を引き続き発信していきますので、ぜひ楽しみにしていてください!

 

風景撮影にNikon機材を使ってみて

今回、Nikonのミラーレス Z 5をはじめて使いました。レンズを含めコンパクトにまとまっていて、持ち運びしやすく、軽快な撮影ができました。冬の寒さや雪の中でも問題なく動作し、堅牢性も十分。どちらかというと私の体力的な堅牢性に難ありでした(笑)

レンズはNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRの高倍率ズームをメインで使いましたが、とても便利でした。絞りの制約はありますが、風景全体をとらえることが多い私のスタイルでは気になりません。描写については、くせのない色再現で、しっかりとした階調表現。編集でも非常に扱いやすかったです。

 

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

特に印象的だったのが伊豆沼の写真です。逆光耐性が強く、動きの速い鳥に対して焦点距離を広角~望遠まで自由自在に変えられるのは大きな強みでした。

 

 

※こちらに掲載している情報は、2022年2月24日現在のものです。
※新型コロナウイルスの感染症対策に十分にご留意いただくとともに、政府、自治体など公的機関の指示に従った行動をお願いいたします。

Supported by L&MARK

 

 

zookomi

zookomi

宮城県出身。東北の自然・文化・街並みを主に撮影している。風景・ストリートを被写体に、東北の魅力がより多くの人に伝わる写真を目指して撮影を続けている。