桜ポートレートの基本&応用 – ボケ・アングル・光・構図で広がる表現の10要素

桜ポートレートの基本&応用 – ボケ・アングル・光・構図で広がる表現の10要素

こんにちは、フォトグラファーの酒井貴弘(@sakaitakahiro_)です。

今年もあっという間に4月になり、いよいよ春到来。新年度はじめの記事は、日本の春の象徴「桜」のもとで撮る「桜ポートレート」です。

 

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

Z 6II、(左上・下)NIKKOR Z 35mm f/1.8 S、(右上)NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

 

桜ロケーションでポートレートを撮ると、春らしい雰囲気を表現できます。一方で、同じような写真になりやすいという難しい面も。

そこで今回は、桜の魅力を余すことなく引き出し、表現豊かに撮るためのポイントを紹介します。

 

桜撮影の事前準備

桜を撮りに行く…その前に、どんな機材があるといいか、そしてイメージに合ったモデルさんの服装を考えましょう。

 

【機材】桜撮影の持ち物

  • カメラ:可動式液晶モニターが付いていると、さまざまなアングルからの撮影が可能になり、バリエーションが広がります。 
  • レンズ:メインの50mm+中望遠85mm。ボケ具合による桜の描写が大事なので、単焦点がオススメです。基本は50mm単焦点で、寄り引きは自分が動きます。プラスで中望遠85mmがあると、圧縮効果により背景を桜で埋め尽くすことができ、非日常感を演出できます。

 

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
Z 6II、NIKKOR Z 85mm f/1.8 S
Z 6II、(左)NIKKOR Z 50mm f/1.8 S、(右)NIKKOR Z 85mm f/1.8 S

 

  • 表現が広がる「ソフトフィルター」:淡い世界観にしたいときに効果的で、ソフトフィルターの中でも効果が抑えられたものがオススメです。ぼんやりしすぎず、やさしさの中にも芯がある写りになります。

 

 

【服装】桜を引き立てる春らしいもの

モデルさんの服は、桜のやさしい色が引き立つものにしましょう。「春らしい」「爽やか」というイメージであれば白が合います。

今回は風で動きも出るように、ふんわりとしたシルエットの白いワンピースにしました。風景に溶けこむように、髪型やメイクはナチュラルさを意識しています。

 

 

【位置】光が入り、背景整理しやすい場所を選ぶ

背景を桜で埋め尽くすには、ある程度密度のある桜並木がオススメ。土手など降りられる場所に咲く桜であれば、モデルさんとの位置関係を変えられるので撮影のバリエーションが広がります。そして、現地に着いたら、光が入る位置、背景に余計なものが写りにくい場所を選びましょう。

今回は川沿いの土手の上に咲く、南伊豆町の河津桜で撮影してきました。

 

Z 6II、NIKKOR Z 85mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 85mm f/1.8 S

桜を背景に人を際立たせる寄りのポートレート

桜ロケーションでポートレートを撮るときは「寄り」と「引き」を意識しましょう。

まずは、人を主役にする「寄り」の撮影から。桜の華やかさをうまく生かせると、モデルさんをより魅力的に写すことができます。ポイントは以下の3つです。

  • ボケ
  • アングル

寄りの場合、桜の木が1本でも十分撮れるので、身近に桜が咲く場所があれば実践できます。

【ボケ】人を際立たせる桜の描写

寄りでは、あくまでモデルさんが主役。どのように桜を生かしてイメージをつくるか考えます。このとき、桜のぼかし方がポイントです。

 

F値の違いによる背景の印象

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

左:F8、右:F1.8

 

F8では背景の桜の主張が強く、F1.8まで小さくすると桜が溶け合うようにぼけて人が際立ちます。

 

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

F2.8

 

僕の場合、F2.8程度が基準です。背景にディテールが残ることで、桜に包まれた世界観を表現できます。背景は人との距離が遠いほどボケが大きくなるので、実際の見え方でF値を調整していきます。

 

 

前ボケとしての桜の生かし方

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S
Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

左:F8、右:F1.8

 

モデルさんの手前に桜が来る位置で撮ると、桜をふんわりと前ボケにできます。F値が小さいほどぼけて溶け合い、桜色のフィルターとして画に変化を出すことも。F8でも被写体と距離が離れるほどぼけますが、手前の主張は強いため、非日常的な雰囲気を出したい場合はF値を小さくしましょう。

また、瞳など見せたい部分の近くに前ボケをつくると視線を誘導できます。モデルさんの顔に桜が多少かかっても問題ありません。

【アングル】背景と見え方をコントロール

咲く場所や種類によって花をつける位置も違うため、桜を効果的に背景に入れるにはアングルが重要です。

 

 

アイレベルで、モデルさんと一緒にいるように写す

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

 

桜が低い位置まで咲いている場所では、モデルさんと同じ目線で撮影できます。目が合うような写真では、“撮影者と一緒にいる”ような見え方になります。

 

 

ロー&ハイアングルで、いつもと違う画を

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

 

ローアングルは、桜の花が高い位置にある場合に有効です。背景を桜で埋め尽くせるだけでなく、空への抜けを生かせるため、桜と人の美しい光景を切り取ることができます。

 

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

 

土手など高低差のある場所では、視点を変えてハイアングルにすると、思い切った画変わりを狙えます。地面が入るため、桜を前ボケにして淡い色合いをプラスするのがコツです。

【光】向きや時間帯で変わる桜の雰囲気

光の当たり方で桜の表情が大きく変わるため、表現したいイメージに合わせて、撮る位置や立ち位置を考えましょう。桜の木がたくさんある場所でなくても、光をうまく取り入れ、モデルさんと桜の美しさが際立つ構図で切り取ることが大切です。

 

 

サイド光で、色味をしっかり写し出す

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

 

桜やモデルさんに対してサイドから光が当たる位置にすると、色味がはっきりし、明暗差で立体感が出ます。凛とした雰囲気や桜の鮮やかさを出したいときに効果的です。

 

 

逆光で、やわらかさと透明感を出す

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

 

逆光にすると全体がふわっと明るくなり、透き通る桜の花びらで透明感を演出できます。さらに、太陽光をフレアのように入れると、桜の雰囲気と相まって幻想的です。このとき、逆光で顔が暗くなりすぎないように光を入れる位置と立ち位置を調整します。

 

 

夕日+逆光で、あたたかさを表現

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

 

撮り方は先ほどの逆光と同じでも、夕日を取り入れると、あたたかくエモーショナルな雰囲気になります。太陽が山や建物などに沈み光が入らない場所もあるのですが、身近に夕日が差す桜の木を見つけたら、ぜひトライしてみてください。

なお、JPGで撮る方は、「曇天」や「晴天日陰」など暖色系のホワイトバランスに設定しておくと、雰囲気にマッチします。

【影】桜の花びらの影を体に映す

光についてお話ししてきましたが、桜がつくる繊細な影にも注目してみましょう。体や服に影を落とすと、桜と光の美しさが際立ちます。

 

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

 

影を体に映す際のポイント

  • 光と桜の位置関係:日が高い時間には高い位置の桜が、日が低い時間には低い位置の桜が影を落としやすいです。
  • 影の形:桜が密集していると影が塊になってしまうため、花びらだとわかるように少しまばらな部分の影を狙います。
  • 桜自体の描写:影が桜であることがわかるように、桜自体も一緒に写すと効果的です。
  • 背景の描写:桜以外のものが写ってしまうと影の存在が薄れるため、極力寄って影を強調します。

このときの露出は、白とびしないように光が当たっている部分に合わせます。なお、暗部が強いときつい印象になるため、編集で和らげるなどイメージに合わせて調整しましょう。

桜風景の美しさを引き立てる引きのポートレート

続いては、もう少し引いて桜並木など広く風景を生かしたポートレートの撮り方です。桜とモデルさんの構図、世界観をイメージしたモデルさんの動きや仕草などもポイントになります。

 

【奥行き】レイヤーで写真に深みを加える

Z 6II、NIKKOR Z 85mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 85mm f/1.8 S

 

上の写真では、奥へと続く桜並木を生かすため、85mmの圧縮効果で背景を桜で埋め尽くしました。さらに、手前と奥をぼかし、手前/モデルさんがいる場所/奥とレイヤーを意識して構成することで、写真に奥行きを出しています。

なお、風景の中で撮るときは以下を意識しています。

  • 光:モデルさんの顔で露出を合わせるため、立つときも光のほうを向いてもらいます。
  • 背景:桜並木であれば、手前にも奥にも桜が続く位置が、背景を桜で埋め尽くしやすいです。下の写真は並木のはじまりに立ち、焦点距離50mmで撮りました。上の写真のほうが、85mmの圧縮効果も相まって、桜の美しさが際立っています。

 

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

 

写す範囲で変わる、桜風景の魅力

桜ポートレートの基本&応用 – ボケ・アングル・光・構図で広がる表現の10要素

 

もう少し寄って、左の木の幹を入れない構図も考えましたが、スケール感のある「桜のアーチ」を表現したかったので引いて撮ることにしました。ポートレートにおいても、風景の魅力を生かすことを大切にしています。

 

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

 

こちらは先ほどと同じ場所ですが、撮る側の位置を変え、川を奥にして撮影しました。手前の光芒/モデルさん/桜/奥の川と多層的にとらえ、美しい世界観を重ねていきます。ただし、道路など現実感の強い要素では世界観が損なわれるので、背景にする場所選びは重要です。

 

風景に溶けこむモデルさんの仕草

ここでは上から差しこむ光の方向を向いてもらい、先ほどの桜並木では光の方向を見ながら歩いてもらいました。風景に溶けこむためにはナチュラルさが大切です。上を向いたり歩いたりすることで、自然と髪の毛や服にも動きが加わります。

 

【ポツン構図】物語の中にいるような表現

さらに引いてモデルさんをポツン構図で撮ると、物語の中にいるような作品を撮ることができます。このとき、後ろ姿や横顔を写すとより想像が膨らみます。

 

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

 

上の写真は、土手に寝そべり撮影しました。いつも見ている視点と違うのが、物語の中のような世界観を描くポイント。モデルさんにはゆっくり歩いてもらい、やさしい印象にしました。手前の草をぼかして奥行きを出し、視線の流れも意識しています。

 

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

 

こちらは、夕日に照らされた桜の道が印象的だったので、夕日に向かって走ってもらいました。髪の毛や服の動きがエモーショナルな光景に合うようにし、心の動きの表現を試みました。

【一体感】桜と人、両方の魅力を引き出す

桜はモデルさんの魅力を引き立てると同時に、モデルさんが桜の美しさを引き立てます。1枚で、桜と人の両方の魅力を写すには、一体感が大事です。桜と人を二分する構図にし、桜の枝が伸びる方向と体の向きをそろえると視線の流れが生まれます。

 

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

 

また、きれいな光が入ることで、1枚の写真としての美しさが際立ちます。上の夕日に染まる写真は風があるタイミングでしたが、髪の毛をなおさず自然のままに撮ることも、環境を含め風景の魅力を生かすポイントです。

桜の魅力をさらに引き出す表現の可能性

ここからは、さらに桜を生かした表現のアイデアを紹介します。目の前の風景をそのままに写し取るだけでなく、自分の描いたイメージをいかに写真で表現するか、みなさんもぜひ考えてみてください。

【ソフトフィルター】淡く儚い世界観

特に短い期間しか咲かない桜には「儚い」というイメージもあります。ソフトフィルターを使って逆光をとらえると、その儚さを表現できます。

 

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

 

上の写真は光を画面に取りこむことで、光がにじむところとそうじゃないところのムラにより、淡さの中にメリハリが出ました。また、顔がはっきり見えないことで、写真を見る人の想像の世界に入りやすくなります。

 

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

 

今度は頭を振ってもらい、髪の毛の動きで躍動感をプラス。ソフトフィルターによるベールで力強くなりすぎず、心の動きが感じられる1枚になります。髪の動きは予測できないため、何枚か撮り、髪と光のバランスがいいものを選びました。

【匿名性】顔を写さずイメージを主題に

モデルさんの顔を写さず、手や髪などパーツに寄って写すと、見る人の想像力を刺激します。パーツを撮るときは、何を見せたいか・伝えたいかという「ゴール」を明確にしましょう。桜の美しさ・儚さというイメージを表現したいのか、春の光や春の風を表現したいのか。それに合わせて、どのパーツを入れるかを考えます。

 

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S
Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

 

左の写真のイメージは「春の光」。きれいな逆光と透ける桜に惹かれ、花びらをやさしく触れようとしているような仕草で(実際は触れないように)、春のやさしさを写し出しました。

右は「春の風」を表現しています。この日は風が強かったのですが、春の風が髪を通り抜けるようなイメージで、特に光が当たっている髪の毛をフォーカス。髪が魅せたいところなので、モデルさんがぼけてしまっても問題ありません。

 

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

 

上の写真は1枚の「絵」をイメージして、桜と山並みの風景を丁寧に写し取りました。広く風景を入れる場合も、顔が見えないように匿名性を高めることで、見る人の記憶やイメージにリンクしやすくなります。後ろの余白を大きくすることも、想像力を掻き立てるポイントです。

【組写真】春の物語を感じる写真構成

今まで紹介した、引きや寄り、パーツや匿名性の高い写真を組み合わせることで、一つの物語を描くことができます。

 

Z 6、NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sで過去に撮影した写真/Model:花柳のぞみ、まりな
Z 6、NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sで過去に撮影した写真/Model:花柳のぞみ、まりな
Z 6、NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sで過去に撮影した写真/Model:花柳のぞみ、まりな
Z 6、NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sで過去に撮影した写真/Model:花柳のぞみ、まりな
Z 6、NIKKOR Z 50mm f/1.8 Sで過去に撮影した写真/Model:花柳のぞみ、まりな

 

撮るときは、映像のカット割りのイメージでシーンを考えていきます。

4枚の写真は絵本の中の「2人だけの物語」をイメージして、白のワンピースでそろえ、妖精のようにも感じられるように。桜が咲く土手を2人で降り、春のひだまりでまどろむというシーンの流れを意識して、徐々に距離感が近づいていくような写真の順番にしています。また一部にパーツの写真を挟むことでメリハリが生まれ、匿名性のある写真にすることで物語の中に入りこみやすくなります。

このとき、50mm単焦点1本など同じ焦点距離のほうが世界観を統一しやすく、編集では光や色味をそろえることが大切です。

桜ポートレートの世界観を際立たせる編集

最後に、桜と人で表現した世界観をより際立たせる編集のポイントについて、実例をもとに紹介します。

 

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 35mm f/1.8 S

 

この写真は、逆光で桜が透き通る光景をソフトフィルターで淡く表現しました。幻想的な雰囲気に仕上げたかったので、白い光や透き通る桜の雰囲気を生かすため寒色寄りに調整していきます。

 

Lightroom「トーンカーブ」編集画面

Lightroom「トーンカーブ」編集画面

 

青色の調整はトーンカーブの「青」を選択して行います。左下(赤丸)を持ち上げて全体に少し青をのせ、かつハイライト部にも青がのるように右上(青丸)を持ち上げました。このとき、バランスのいいコントラストになるようにS字カーブを意識して調整します。

 

編集後
編集前

左:編集前、右:編集後

 

今回撮影した河津桜はピンクが濃くハイライトが白とびしにくいので、露光量を少し上げながら、コントラストがつくように仕上げました。ソメイヨシノなど白い花は白とびしやすいので、ハイライトを下げるなど微調整するのが桜の編集のコツです。

Photographer's Note

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

Z 6II、NIKKOR Z 50mm f/1.8 S

 

桜は、1年の中でも限られた時期にしか見られない特別な存在です。

日本の春の美しさに触れながら撮影できるのが桜ポートレートの魅力であり、桜でしか撮れない写真があります。桜と、光と風と、自然と向き合いながら、自分のイメージした春の世界を表現してみてください!

 

桜撮影の注意点

  • 桜の花や枝に触らない
  • 場所を独占しない

自然を大切に、他の方の迷惑にならないように注意しましょう。

 

※撮影は2021年2月に、撮影地に許可をいただき、新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮した上で実施しています。
※新型コロナウイルスの感染症対策に十分にご留意いただくとともに、政府、自治体など公的機関の指示に従った行動をお願いいたします。

Model:かえで(@railway_kaepi_
撮影協力:一般社団法人 南伊豆町観光協会
Supported by L&MARK

 

 

 

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Z 6II

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hiro

酒井貴弘

長野県生まれ。東京在住のフォトグラファー。ポートレートを得意とし、広告写真や企業案件、ポートレートなどの撮影案件から雑誌掲載、WEBメディアでの執筆、写真教室やプリセットのプロデュースなど幅広く活躍。SNSでは約2年間で総フォロワー10万人を超えるなど、SNSでの強みも持っている。