はじめまして。NICO STOPの編集部です。
この月刊記事では、前月に公開した記事を振り返りながら、その見所をご紹介していきます。
また記事に関する情報や、読者の皆さんと一緒に作る企画などもこの記事で発信していく予定です。
日々追加されていくフォトグラファーによる記事、読者のみなさん、そして私たち編集部。NICO STOPは様々な人が集まり成り立っているWEBマガジンです。
NICO STOPってそもそもなに？
さて、6月13日から始まったNICO STOP。突然のことなのでびっくりした人もいるかもしれません。まずはじめに、私たちが始めたこのNICO STOPについて少しだけお話させてください。
NICO STOPは「写真がもたらす豊かさ」をテーマに情報をお届けする、フォトライフスタイルWEBマガジン。株式会社ニコンイメージングジャパンが運営しています。
ニコンというと多くの皆さんは「カメラメーカー」と思われるはず。確かにわたしたちはカメラやレンズなどを作っている会社なので、間違いではありません。
でもわたしたちが提供したいのは機材だけではなく、カメラや写真のある生活の豊かさを届けていきたいと考えています。
「今日はカメラを持って出掛けようかな」
NICO STOPの名前に入っているSTOPは「停留所」という意味。NICO STOPに立ち寄ってくれたあなたが、そう思ってまた出発していってくださるようにそう名付けました。
フォトエッセイや写真と触れ合えるスポット紹介など、写真やカメラを楽しむための情報を日々発信していきます。
6月に更新した記事を振り返り
さてここからは6月にNICO STOPで更新した記事を振り返ってみようと思います。 NICO STOPには大きく4つの連載があり、様々なフォトグラファーが記事を書いてくれています。
創刊号となる今回は4つの連載と1つの特別企画について紹介しながら、それぞれの記事を振り返ります。素敵な写真と、そこに添えられた文章をぜひ楽しんでくださいね！
キミと彩るポートレート
Z シリーズで撮影した作例と共に、ポートレート（人物写真）の撮り方を解説します。撮影の基本である構図やアングルなどの知識はもちろん、フォトグラファーならではのTIPSなどもご紹介。
読むとすぐに試したくなるような、実践的なノウハウをお届けします。
上達への第一歩！カメラを買ったら知りたい、3つの要素
酒井貴弘さんが「まず第一に覚えておくべきカメラの基礎」というテーマで、シャッタースピード・F値・ISOの関係について丁寧に解説してくれました。
全ての説明に実写のサンプル付きで、最後にはまとめ図もあるのでこれを読めば写真の腕が上達すること間違いなし！カメラを始めたての人には特に読んでみてほしい記事です。
ポートレートの構図。まずこの４つを頭に入れよう！
ポートレートを中心に作品制作を行う酒井 貴弘さんが、ポートレート撮影の際に覚えておきたい「構図」の基本について教えてくれました。
Z で撮り下ろした美しい作品にガイド線を引いて、それぞれの構図について説明しています。構図×アングルの組み合わせで、撮影パターンの引き出しが格段に増える記事です。
キミと僕のニコ日和～ある朝の一コマ～
jyotaさんは大好きな彼女misuzuさんとの何気ない日々を写真で切り取り続けてます。そんなjyotaさんが撮影した、misuzuさんとのある朝の一コマを記事で紹介しています。
二人の幸せそうな様子を見ると、いつもの日々を写真で残し続けることの大切さを教えられました。最後には自然体な日常を写真で残す3つのコツについても、教えてくれています。
晴れ、ときどきレトロ気分
晴れ、ときどきレトロ気分はつい写真に撮りたくなるレトロなスポットを、オールドレンズやフィルムカメラを使って紹介していきます。
最新のレンズやデジタルカメラでは出せない、ノスタルジックで柔らかな描写。情緒あるクラシックカメラの世界をご堪能ください。
別荘地のような、静かな時の流れに身をゆだねたい―古民家ブックカフェ「松庵文庫」
35年以上も前に作られたニコンのフィルムカメラFE2を持ってフォトグラファーのnanoさんが向かったのは、下町情緒ある西荻窪のブックカフェ。
フィルムとソフトフィルターが生み出す幻想的な情景を見ていると、令和から昭和にタイムスリップしたような感覚に。鋭さのない、まあるい光の描写が印象的でした。
アンティークな光とやさしい人柄に包まれる―純喫茶「平均律」
歴史を感じさせる情緒ある店内にバロック音楽が流れる、学芸大学の純喫茶「平均律」に訪れたnanoさん。柔らかい光と甘い香りに包まれる、小説の世界に迷い込んだような空間です。
店主さんが丁寧に淹れたコーヒーと、少しビターなカラメルがポイントのプリンをオーダー。...のはずが、他のお客さんの注文したフレンチトーストの香りに誘われ、フレンチトーストも頼んでしまったようです。
いろんな国や時代のモノたちが新たな空間で出会う―複合施設「CASICA」
フジモリメグミさんは、Z 6を持って新木場の民藝インテリアショップへ訪れました。一緒に連れて行ったのは、AI Nikkor 50mm f/1.4Sというオールドレンズ。
上の写真が、発売から40年になるオールドレンズで撮影されたというから驚きです。アンティークな家具に囲まれた空間が、ノスタルジックな雰囲気を引き立てます。
Zと写真家と47都道府県の旅
Zと写真家と47都道府県の旅は、Z シリーズを持った写真家が日本各地を旅しながら撮影した写真や、そこで感じたことを綴る紀行文です。
写真家が映し出すのは見慣れた日本の、新しい一面。一緒に旅をしているような気持ちで、読んでもらえると嬉しいです。
【新潟】Zと歩く角田浜。新潟ワインと夕陽の旅
写真愛好家のyukiさんは新潟にある角田岬に訪れました。ぶどうの香りまで漂ってきそうな重厚感あるワインセラー内の写真から、岬の断崖から撮影した角田浜の海と空まで見応えのある旅記事です。
登山道を行くハードな旅路は、軽量な機材だからこそ身軽に撮影できたとyukiさんは言います。
【奈良】Z と古都を歩く。〜お寺と鹿さんに会いに〜
鹿で有名な奈良の街を、フォトグラファーの澤村洋兵さんが旅してきました。鹿と触れ合ったり、カフェでお昼ご飯を食べたり。そんな日常的な光景も、澤村さんが切り取ればグッと印象的になります。
記事の最後にある夕焼け空をバックした幻想的なポートレートは、思わず息を飲みます。
【京都】京の都、東山散策。〜風情と初夏を感じる旅〜
澤村洋兵さんが、京都の東山を散策します。風情ある街並みに初夏の風が吹き抜け、写真を見ているだけで心地よい気分に浸れます。
東山の見所がギュッと詰まった記事なので、京都へお出かけの際はこの記事を参考にカメラを持って東山散策はいかがでしょうか。
ニコッとフォトめぐり
ニコッとフォトめぐりは、ギャラリーの併設されたカフェや写真集を取り扱う書店など、写真と触れ合えるスポットを紹介するカテゴリです。
誰かの写真に心打たれたり、写真を通してまだ見ぬ自分と出会ったり。そんな奥深い写真の世界を五感でお楽しみください。
自分も知らない“私好みの写真”に出会える―写真集専門古書店「ブックオブスキュラ」
吉祥寺から徒歩10分、静かな住宅街の奥に佇む写真集専門古書店「ブックオブスキュラ」コーヒーを楽しみながら、蚤の市のような宝探し感覚で写真集を選ぶことができます。
普通の書店では置いていない本も多いので、これまで知らなかった写真に出会えるチャンス。オーナーさんにも協力してもらいながら、最後は『Studio Journal knock』という1冊の雑誌を選びました。
ほっこり癒やされながら写真作品とじっくり向き合える―隠れ家カフェ「MOVE CAFE」
花澤杏華さんが訪れたのは新宿三丁目にある「MOVE CAFE」というお店。隠れ家のようにひっそり佇むカフェでは、美味しいコーヒーやスイーツの他に写真の展示も楽しめます。
額が1枚だけ飾られた展示は、コーヒーと一緒に1枚の写真とじっくり向き合って欲しいというメッセージを感じました。店内の雰囲気やラテアートも素敵で、つい写真に撮りたくなるカフェです。
喫茶店？ランドリー？写真展やイベントもできる―自由なくつろぎ空間「喫茶ランドリー」
フォトグラファーのHanaさんが訪れたのは、森下にある喫茶ランドリーというお店。喫茶店にランドリーが併設されている、ちょっと変わったお店です。
築50年以上の建物を改装して作られた店内。ほのかに香る洗剤の匂いがこの店ならではです。写真映えする内装だけでなく、過去にはお店で写真展を開催していたりと、写真好きな人ならきっと楽しめるお店です。
ギャラリーやワークショップに写真集図書室―“写真の面白さ”の発信拠点「REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD」
東向島にある写真総合施設「REMINDERS PHOTOGRAPHY STRONGHOLD」では、フォトグラファーがテーマやレイアウトを決めながら1冊の写真集を作るワークショップを定期的に開催しています。
今回はこのワークショップで作られた写真集の発表展示を見学。頭を悩ませながら撮影した写真を1冊の本にしていく過程を見ると、フォトグラファーたちの苦悩を感じるとともに、表現の自由さを感じさせてくれます。
特別企画：写真家・岩倉しおりさんインタビュー「自分の手が届く場所にある、美しい瞬間を残していきたい」
SNSで高い人気を誇る香川在住のフォトグラファー・岩倉しおりさん。今年3月には自身初の写真集『さよならは青色』も発売されました。
そんな見るものを魅了する岩倉さんの写真は、どうやってできているのか。『さよならは青色』に収められた美しい写真とともに、岩倉さんの素顔に迫るインタビュー記事です。
NICO STOP写真展 ※現在、展示は終了しております
NICO STOPの世界観を実際に肌で感じていただくために、写真展を開催しています。
記事制作にご協力いただいている11名のフォトグラファーがZ シリーズと共に旅して撮影した写真や、光をテーマにしたポートレート、フィルムカメラで撮影した写真など多数の作品を展示しています。
会場には作品だけではなく、NICO STOPの名前の由来でもある「バスの停留所」をこの期間だけ特別に設置します。写真展と一緒に、NICO STOPでの記念撮影も楽しんでください。
開催場所は今月のニコッとフォトめぐりでも紹介した「喫茶ランドリー」。ぜひ一度遊びに来てくださいね！
NICO STOPをこれからよろしくお願いします。
リリースしたばかりのNICO STOP。これから皆さんのフォトライフが豊かになる情報を発信していきたいと思いますので、どうぞ暖かく見守っていただければと思います。
NICO STOP の C は Communication の C。NICO STOPは私たち編集部だけではなく、読者のみなさんと一緒になって作っていければと思っております。
今月の記事で「これが面白かった！」という記事や「もっとこういう情報も取り上げて欲しい！」といった要望がありましたら、TwitterやInstagramで「#NICOSTOP」のハッシュタグを付けて教えてください。編集部一同、1つずつ大切に読ませていただきます。
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