みなさん、こんにちは。jyota & misuzu (@jt.333 / @pettit0524)です。
今年も残すところあと少しですね。
今回の「キミと僕のニコ日和」は、「クリスマス」です。
私たちにとって今年は、夫婦になってはじめてのクリスマス。おそろいで買った「Z fc」を手に、おそとデート・おうちデートと一緒に過ごしました。カメラがあると素敵な思い出を写真とともに記録でき、撮った写真を見返すことでクリスマスがより楽しくなります!
おそろいの Z fc
フィルムカメラみたいなレトロな見た目で、インテリアとして飾っているだけでもかわいい Z fc。とても軽いので、デートに持っていくにもオススメです。二人ともカラーはブラックで、同じブランドのレザーストラップをつけています。
レンズはjyotaがNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR、misuzuがNIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)。風景ポートレートや散歩スナップを撮るjyotaは標準ズーム、ボケ感を重視したやわらかい雰囲気の写真をよく撮るmisuzuは単焦点と、自分に合ったレンズを使っています。
お外でクリスマスデート by misuzu
少し早起きして、ゆったり朝を過ごしながら身支度をはじめます。
今日は、おそろいの Z fcを持ってお出かけ。
Z fcはどんなコーデにもマッチします。
デートコーデのポイント
テーマは「クリスマス」。お互いに赤いアイテムを一つ取り入れ、茶・白・赤でまとめました。こんなふうに、色のトーンやアイテムを少し合わせるだけでも、素敵なおそろコーデになります。二人とも同じカメラを持つのもデートコーデのポイントです!
デートのはじまりは、ゆっくりランチから
今日のデートは、彼の出身の大阪へ。
モーニングからと迷ったのですが…、朝はおうちでのんびりしてからランチにすることにしました。
ランチに選んだ「coffee&bakes YATT」は、景色がよくのんびりできるカフェ。大阪の景色を一望できて、美味しいご飯が食べられるなんて、とっても幸せ!
彼が「予約してるよ!行こう」なんて言ってくれたら、もっと最高です。というのは、私の願望で…。
この日はパスタランチ。私はボロネーゼパスタ、彼はベーコンとズッキーニのパスタを楽しみました。野菜やお肉の旨味が凝縮されていて美味しかったです!
このお店はテイクアウトもできて、コーヒー豆やいろんなケーキもあります。「今度来たときはケーキを食べよう!」と心に誓いました。
カフェ撮影のポイント
自然光を生かして美味しそうに撮るには、なるべく窓際のサイド光が入る席を選ぶようにしています。横からの光で影ができ、立体感を表現できます。
※カフェでの撮り方についてはこちらレンズは28mmの単焦点を使いました。開放F値が小さいため、背景をぼかしてしっかりメインの料理を際立たせることができます。35mm判換算42mmの画角は、席からメイン+ドリンクなど引き立て役を配置して切り取るのにちょうどいいです。
今回はNIKKOR Z 40mm f/2も持っていきました。35mm判換算60mmと望遠になり背景が大きくボケるため、座った状態で撮っても見せたい部分だけを切り取り、シズル感をしっかりと出すことができます。
ちなみに私たちは、ガラスドアの前でよく撮影しています。気軽にセルフフォトが撮れて、コーデの記録にもなりますよ。
植物好きにはたまらない「植物の楽園」へ
彼が、カメラと同じくらい愛している「植物」。
クリスマスアイテムをお持ち帰りできたらいいなと思い、植物の楽園「the Farm UNIVERSAL OSAKA」にやってきました。
植物をプレゼントで渡すのも素敵ですよね。
ちなみに私は植物を育てるのが苦手で、彼は上手なんです。何の違いなんでしょう…。彼はよく植物を眺めているのですが、会話でもしているのだろうか。謎は深まるばかりです。
クリスマスアイテムを探そう!
ここには電飾やリース、クリスマスらしい雑貨なども置かれています。せっかくなので、植物の中から二人で“一つのお気に入り”を探すことにしました。
星がついているような木を発見。
「これいい!」「これが素敵!」と声がそろうほど、お互いに一目惚れでした。
この植物は「サルフレア」という名前なんですって。クリスマスツリーに使われる木もサルフレアの一種だそうで、ミニツリーにピッタリです!
おそろいのカメラで撮影を楽しむ!
この施設は植物以外にも、動物とふれあえたり、フォトスポットがあったりと、本当に1日中満喫できます。
動物とふれあい、童心にかえるのも楽しい
高台にいた牛のような柄のヤギさん。
ヤギさんはすごく動くので、広くとらえられる16-50mmが活躍しました。青空も一緒に入れて撮影すると、写真が一気に明るくなります。
ここでヤギさん撮影大会です!
二人で同じ場所で、それぞれのレンズを使用して撮影しました。
【misuzu撮影】
ヤギさんがこっちを向いてくれるまで、じっと待ちました。逆光で撮影し、開放にしてあえてフレアを。NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)は、逆光にすると全体的に淡く、フィルムライクに写るのが好きです。
【jyota撮影】
広角端16mmで、“ヤギのいる風景”を主役に切り取りました。あえて逆光の位置から撮影し、空のグラデーションを意識しています。旗のなびきや透け感もポイントです。
ナチュラルな写真に大切な「青色」
Z fcを使ってきて個人的に思うのは、「青色」がきれい! 特に青空の描写が好きです。
空の青を生かすには、画角の1/3もしくは2/3に空を入れることで、壮大な雰囲気や華やかさを出すことができます。
クリスマスの記念にセルフ撮影
The Farm UNIVERSALには素敵なフォトスポットがあり、セルフポートレートで思い出写真をたくさん撮影しました。
その場所にしかないもの、そして光の入り具合がポイントです。
この場所は、オブジェが特徴的で夕方にきれいな光が入っていました。セルフタイマーにして、背景がごちゃつかないようにF値を低めに設定して撮影しています。
クリスマスらしい、赤が特徴的なかわいい小屋を発見。まわりの風景や雲の表情も生かすため、広角17mmで撮影しました。ズームレンズなら三脚の場所を変えずに、画角調整ができて便利です。また、あくまで日常の一瞬を心がけて、会話をしながら自然な瞬間を収めるようにしています。
セルフ撮影でオススメなのは「夕方」
私たちの撮影は夕方が最も多く、今回も夕方に撮影しました。夕方は太陽が低く、暖かい光を取り入れられるため、優しい雰囲気を表現しやすいです。
※過去の記事でも、セルフ撮影でナチュラルな日常を残すポイントを紹介しています。
カフェで、撮った写真を見せ合いっこ
お買い物と撮影を楽しんだ後は、緑に囲まれたテラスでひと息。実は最近、二人ともコーヒーにハマっています。
お互いに撮影した写真を見返したり、見せ合ったり、1日を振り返り。
二人とも写真好きだと、こういう時間が楽しいですよね!
おうちでクリスマスパーティー by jyota
二人ならパーティーの準備も楽しい
おうちに帰って、クリスマスの飾りつけとご飯の用意を手わけして開始。
僕は飾りつけ担当、彼女は料理担当です。
色鮮やかな料理が、パパッと作られていく…。
彼女の料理の手際のよさには、いつも驚かされます。
最近では、彼女に料理を教えてもらって「得意料理はパスタ」と言えるようになりました。
今日は、もちもち食感が特徴的なパッケリに初挑戦です。キャベツをたっぷり入れて、トマト缶でミートソース作り。
完成!!
美味しそうにできました。
おうちディナーで乾杯!
「いただきまーす」
「いただきまーーす!!」
テーブルいっぱいに料理やケーキが並んで、クリスマスパーティーのはじまりです。
今日買ったサルフレアをミニツリーとして、テーブルに飾りました。
これだけ料理が並ぶと、どれから食べるか迷っちゃいますね。
後から出てないことに気づいたチキン。
クリスマスといえばチキンですよね。食べ終わる前に気づいてよかったー!!
食事の後は、クリスマスケーキを切りわけて。
実は二人ともお酒がまったく飲めないので…。瓶のボトルに入ったりんごジュースで、雰囲気だけシャンパンの大人クリスマス風です。
最後に…
クリスマスカードを交換して、クリスマスパーティーは終了です。
二人で料理を作ったり、飾りつけをしたり、思い出深いほっこりとしたホームクリスマスを過ごすことができました。
パーティーを雰囲気よく撮るポイント
光に包まれるようにしたかったので、イルミネーションライトを壁に。クリスマスらしく赤や緑を取り入れた飾りつけにしました。
F2以下で撮ることで、ライトなどの輝きがきれいな玉ボケになり、クリスマスの雰囲気を盛り上げてくれます。
夜に室内で撮る場合は、ISO2000を上限目安にして、露出を確保します。自然な動きや表情をとらえるには、セルフタイマーの連続撮影に。シャッタースピードは1/60秒程度であれば、食べる動作などもブレなく撮影できます。
おまけ
サルフレアは鉢も一緒に購入し、帰宅してから植え替えをしました。
植物だらけのベランダに仲間入り。乾燥に弱いので、二人で水やりは欠かさず、大切に育てていきたいと思います。
そして、このサルフレアを見るたびに、今回のデートのことを思い出しています。
Photographer's Note
思い出に残したい特別な日は、カメラがあるだけで気分も違います。当日だけでなく、後日写真を振り返ることで、より思い出深くなります。大切な日の思い出の写真は、フォトブックやアルバムにしてサプライズでプレゼントするのも素敵ですよね。ぜひカメラを手にクリスマスを過ごしてみてください。
みなさんにとって、素敵なクリスマスになりますように!
デート撮影に活躍する Z fc
Z fcはファッショナブルでコンパクトサイズなので、旅行や近くの散歩などにも持っていったり、常に持っておきたいカメラだと改めて感じました。シャッター音を消す機能もあり、カフェなどまわりに人がいるシチュエーションでも活躍してくれます。
また、私たちはそれぞれNIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)とNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRの違うレンズキットにすることで、交換して撮影できるようにしています。友人や恋人、家族とレンズを交換しながら使うのも、作品の幅が広がりオススメです。
今回はNIKKOR Z 40mm f/2も使いましたが、軽量・コンパクトで Z fcとの相性は抜群でした。F2のボケ感もちょうどよく、主役を際立たせながら、背景のディテールをほどよく残してくれます。
カフェやレストランなどお店をされている方から、オススメのレンズを聞かれることも多いのですが、ボケ感がきれいなこの40mmは、メニュー撮影や商品撮影にもピッタリだと感じました。
※お店での撮影はお店の方に許可を得てから、お店や他のお客様の迷惑にならないようご注意ください。また、撮影のみのご利用はご遠慮ください。
※新型コロナウイルスの感染症対策に十分にご留意いただくとともに、政府、自治体など公的機関の指示に従った行動をお願いいたします。
撮影協力:the Farm UNIVERSAL OSAKA、FARMER'S KITCHEN、coffee&bakes YATT
Supported by L&MARK
jyota tomonori
関西在住の写真家。彼女の写真をメインにしたSNSが人気で、Instagramのフォロワーは4.7万人を超える(2019年4月現在)。彼女のmisuzuさんと一緒に開催している動画講座も人気。
misuzu
1995年 香川県出身。大学一年生の時にカメラを始め、自身の作品集としてinstagramを開設。柔らかな空気を感じさせる写真からスタートし、現在は独特のセンスで捉えたフィルムポートレートやナチュラルな日常写真が人気を集めている。学生時代には日本最大級の水族館でワークショップを実施し、近年ではカメラメーカ等でトークショーや写真展を開催。現在は、フリーフォトグラファーとしても活躍している。