風景を鮮やかに彩る花々は、私たちに季節の訪れを告げ、癒やしを与えてくれます。この企画では、春夏秋冬の全4回にわたって、フォトグラファーの小春ハルカさん(@86ca86)に季節の花の撮り方を紹介していただきます。第3回は「春の花」です。
記事の終わりにスマホ用壁紙プレゼントのお知らせもありますので、ぜひ最後までご覧ください。
こんにちは、小春ハルカです。私は普段、身近に感じる「心動かされる瞬間」を撮影しています。
特に好きな被写体である「季節の花」は、四季の美しさを実感できます。前回は冬の花を紹介しましたが、季節はいよいよ春。「花」といえば、私はいちばんに「春」を思い浮かべます。
今回は春に撮りたい花と、それぞれの魅力を引き出す撮り方のポイントを紹介します。
春に撮りたい花4選と撮影のポイント
冬の眠りから目覚め、たくさんの彩りで溢れる景色は、何度見ても新鮮です。ここでは、春の時期に咲く花を4つピックアップしました。
【桜】春の象徴の花が彩る、特別な景色
桜を見ると、春が来たと実感します。花一つ一つは小さくてかわいらしいけれど、たくさん咲くと景色を華やかに彩り、満開のときには春を全身で浴びているような感覚になります。桜の名所ももちろんオススメですが、1本でも咲いていれば十分に撮れます。
- 時期:3~5月(河津桜は1~4月)
※地域や気象条件、種類によっても異なります。
桜の種類
「桜」と言っても、種類や咲く時期が異なります。
左:ソメイヨシノ、中央:八重桜、右:河津桜
- ソメイヨシノ:花びらが5枚の一重咲きで、3~4月に咲く最もメジャーな桜の種類。公園や堤防、街路など多くの場所で目にします。咲きはじめと散りはじめで色が変わるのも特徴です。
- 八重桜:八重咲きの桜の総称で、開花が遅く、ソメイヨシノが散った頃に見頃を迎えます。花びらが重なって咲くため、華やかで見応えがあります。
- 河津桜:早咲きの桜。約1か月咲き続けるため、長く楽しめます。咲きはじめは濃いピンク色が特徴的です。
ポイント①主役と寄り引きの決め方
桜は、数輪や特定の房を主役にするか、満開の全体を主役にするかで、同じ場所でも寄り引きなど撮り方が変わります。
花びらの形や色に惹かれたとき、光が当たっている房など、部分的に魅力を感じた場合、それらを引き立たせるために“寄り”で撮影します。
上の写真では、花の間から顔をのぞかせるような桜を見つけ、手前の花を前ボケにして存在感を出しました。このとき、モニターを動かしてライブビューの状態で、望遠&腕を伸ばして極力アップにして撮影しています。
見上げたときに降り注ぐような桜に感動し、美しさを“目で見た画角”で切り取りました。
見応えがある桜並木。高さや奥行きを出したいときは、“引き”で縦構図で撮ると臨場感が出ます。桜は見上げて撮ることが多くなりますが、水平アングルで並木道を入れると、その場所でたくさん咲く様子が伝わります。
ポイント②前ボケでやわらかさと華やかさを表現
前ボケや背景ボケにより主役が際立ち、立体感や奥行きが出ます。特に前ボケを入れることで、桜のイメージである「やわらかさ」や「華やかさ」を表現できます。
望遠で、低い位置まで伸びている桜に極力近づくことで、ふんわりとした前ボケに。右のように桜並木であれば、別の木の桜を前ボケにできるため、彩りや奥行きを出しやすいです。
ポイント③光の向きと背景選び
光の向きは以下のような使いわけをしています。
- 順光やサイド光:花や空の色がはっきり出ます。見上げて撮ると空が背景になることが多く、左の写真のように青が濃い空を背景にするとピンクが引き立ち、春らしい写真に。
- 逆光や半逆光:花びらが透けて透明感が出ます。太陽を直接的に入れるのではなく、花と重ねて撮ると光が拡散され幻想的な雰囲気に。
なお、逆光で撮るときは、桜に明るさを合わせると背景の空が白くとんでしまうことも。近くに緑がある場合は、背景に入れると桜の輪郭や色をしっかり出すことができます。木漏れ日の玉ボケもキラキラしてきれいです。
表現のアイデア①空の表情との組み合わせ
空の表情によって、桜のイメージがガラッと変わります。
- 青空:華やかでかわいらしく
- 夕方:美しくてどこか儚く
青空でも、飛行機雲を入れるとアクセントになります。桜を撮る中で飛行機雲を見つけ、そこにフレームインする桜はどれかを探して構図を決めました。
左の写真では、桜の淡いピンク色と掛け合わせたような夕焼けを写し、幻想的な世界観を表現しました。また、月と合わせるとシックな印象に。明るさの残る時間を狙い、ノイズが出ないように低ISO感度でブレない程度までシャッタースピードを下げ、桜・空の色・月の形がしっかり見えるように撮影しました。
表現のアイデア②日常風景を桜でフレーミング
桜のある日常風景は春にしか見られない特別な光景です。
例えば標識。赤・黄・青などさまざまな色があり、桜風景のアクセントになります。
また、神社には桜の木が植えられていることが多いです。右の写真のしめ縄と桜は一見イレギュラーなようにも感じますが、日本らしい風景になります。
日常の夕景を桜と組み合わせるとドラマチックです。
このとき意識するのは、空の色が残るように暗めに撮ること。太陽光が強い場面では、右のように桜に重ねると光がやわらかくなり、桜の透け感も出すことができます。
表現のアイデア③他の花と組み合わせる
いろんな花が一斉に咲く春は、花と色彩の組み合わせが楽しいです。その点で桜は、背景としてぼかしても存在感を残しながら生かせます。
オススメの組み合わせは菜の花。ローアングル×望遠で菜の花に寄り、桜のボケを大きくすることで菜の花を際立たせることができます。桜以外に空や緑を入れ、パステルカラーを組み合わせたのがポイントです。
桜の編集ポイント
左:編集前、右:編集後
パステルなイメージに仕上げるために、以下を調整します。
※編集はLightroomを使用しています。
- シャドウと黒レベルを上げ、暗部を明るく。
- コントラストを抑え、桜の淡さややわらかい質感を出します。
- 色かぶり補正をマゼンタ側に調整し、ピンクを強調。不自然なピンクにならないよう、ほんのり色を加えるイメージです。
- 色かぶり補正を行うと空の色も変わるため、カラーミキサーで青を調整。色相を水色側に調整し、爽やかに。彩度を上げて色のメリハリをつけます。
【チューリップ】足もとをかわいく、カラフルに染める
空に向かって伸びるようなフォルムや、並んで咲く様子がかわいらしいチューリップ。色とりどりのチューリップを写すには、花畑や公園などたくさん植えられている場所に行くのがオススメです。
- 時期:3~5月
※地域や気象条件、種類や植えられた時期などによっても異なります。
ポイント①主役の決め方と寄り引き
チューリップ畑ではたくさんの花が密集して植えられていることが多く、カラフルに彩られた花の様子を撮りたい場合は“引き”で。上のように画面いっぱいに切り取る場合、手前の花を撮ろうとすると、花と花の間の隙間が目立ってしまうため、望遠で遠くの密集しているところを撮るのがポイントです。写真では望遠端70mmで、さらにクロップ機能を使い105mm相当で切り取っています。
たくさん咲く中から、魅力を感じた花を主役にする場合は“寄り”で撮影します。
なお、以下のような花を主役に選ぶことが多いです。
- 他と高さが違う
- 花の開き方が特徴的(もしくは1輪だけつぼみ)
- まわりと色が違う
- 2輪が寄り添っている
左上の写真では、白い中で赤いチューリップが1輪紛れて咲いている姿にほっこりし、主役として中央に配置しました。右の写真では、同じ背丈で並び合う姿がかわいらしかったので主役に。主役を決めたら日の丸構図で撮ると際立ちます。
ポイント②主役の見せ方や背景に合わせたアングル
主役をどう見せたいかによって、アングルを調整します。
左:花と同じ目線、右:ハイアングル
- 花と同じ目線やローアングル:「空を背景にしたい」「花がそろって並んでいる姿を写したい」「花のフォルムを際立たせたい」などの場合は、ローポジションから花と同じ目線やローアングルで撮影します。背景の情報が少なくなるため主役が際立ち、さらに望遠なら背景や周囲をぼかしやすくなります。このとき、可動式モニターであれば、ローポジションでも楽な姿勢で撮影できます。
- ハイアングル:「他の花より背が低い花を撮りたい」「背景に葉などの緑を入れたい」場合は、立った状態から見下ろして撮影します。望遠×小さいF値にすることで、花の下にある葉などの緑もボケるので、主役の花だけを際立たせることができます。
表現のアイデア①ボケによる淡い世界観
望遠×小さいF値で撮影をすると、手前の花から背景までが溶けるようにボケて、主役だけがはっきりした写真になります。上の写真では、ピンクだけの淡い世界観を表現したいと考え、チューリップの葉の緑も手前の花で隠れる位置を探して大きな前ボケをつくりました。
表現のアイデア②並んで咲く花を生かした構図
チューリップは同じくらいの背丈のものが密集して咲いていることが多く、規則性を構図に生かせます。上の写真は、対角線構図を意識し、主題にピントを合わせ写真にリズムをつけました。手前から奥へ視線を誘導するように、規則正しく並ぶチューリップの姿を切り取りました。
表現のアイデア③他の花と組み合わせる
こちらは、黄色や薄紫のビオラと木々を背景に、写真全体を植物で彩るような構図に。半逆光で撮影することで、花びらの明暗差が生まれ、立体感が出ました。
この背景は桜です。距離のある桜を大きく見せるために望遠で。ローアングルから上に伸びていくような構図で、背の高い花を手前に入れてリズム感を出しました。横からの光で空の色を残しながら、春らしい景色を写し出しました。
チューリップの編集ポイント
左:編集前、右:編集後
春の穏やかな空気感を表現するために、以下を調整します。
- 露光量を上げて、全体を明るく。
- 明るすぎる部分を抑えるために、ハイライトを低く。
- 立体感を損なわないよう、シャドウと黒レベルを上げすぎないように調整。
- 緑が強い場合は、カラーミキサーで緑の彩度を低くし、チューリップが際立つように。
- かすみの除去をマイナスにすることで、やわらかい雰囲気を出します。
【ネモフィラ】優しい青だけの世界
ネモフィラの爽やかなブルーは、心に癒やしと安心感を与えてくれます。1輪は小さくてかわいらしく、一面に咲き誇る姿は夢のようで感動します。
- 時期:4~5月
※地域や気象条件、種類や植えられた時期などによっても異なります。
ポイント①画面全体をネモフィラで埋め尽くすように
ネモフィラの優しい青色を生かすには、画面全体を花で埋め尽くすような構図にします。花がより多く咲いているところを狙い、望遠でできるだけ隙間をなくすのがポイントです。また、密集して上に向かって咲く花は、真上から撮ると華やかな印象になります。
ポイント②見せたい花がある場合は、前後のボケで際立たせる
たくさん咲く中で、こちらを向いていたり、他と背が違う花などがある場合、望遠×小さいF値で前後をぼかすことでその花を強調できます。上の写真は、斑点のあるネモフィラ・マクラータという品種が咲いているのに目が留まり、主役にしました(実際には紫色の斑点ですが、編集で青くしています)。斑点模様が他の花に埋もれてしまわないよう、手前の背の高いネモフィラを前ボケにして主役のすぐ近くに配置し、主役が際立つような構図にしています。
表現のアイデア①周囲をボケで包み1輪だけを魅せる
主役の前後をぼかしても、主役と同じ距離にある花にはピントが合います。このとき、背の高いネモフィラを見つけて前ボケをつくり、隙間から見える花を探すと、1輪にだけピントが合った写真を撮ることができます。望遠で画角を絞り、大きなボケをつくるのがポイントです(手持ちレンズの焦点距離が足りない場合、撮像範囲をDXフォーマットにクロップすることもあります)。
表現のアイデア②ローアングルで青空を背景に
ローアングルで横から撮影すると、空を見上げるように咲くイメージを表現できます。このとき、どういう空を背景にするかで印象が変わります。
- すっきりした青空:花も空もブルーで統一すると、より爽やかな印象に。空色に染まるネモフィラを表現できます。
- 雲のある空:雲の白を背景にすることでネモフィラの輪郭や形がわかりやすくなります。上の写真では、大きな雲を白いキャンバスのように見立てて、そこに描くようなイメージでネモフィラを入れました。雲を大きく写すには、望遠で撮影をします。
ネモフィラの編集ポイント
左:編集前、右:編集後
ネモフィラと空の青を鮮やかに表現するために、以下を調整します。
- 露光量を上げて、青を鮮やかに。
- シャドウ・黒レベルを上げて、暗部を明るくして爽やかに。
- 雲が白とびしないよう、ハイライトと白レベルを下げます。
- 全体をより爽やかなブルーに統一するため、色温度を寒色寄りに調整します。
【藤】シャンデリアのような華やかな世界観
藤は頭上から降り注ぎ、その美しさに引きこまれます。紫の優しい色合い、ふんわりと漂う甘い香りも魅力的です。
- 時期:4~6月
※地域や気象条件、種類や植えられた時期などによっても異なります。
ポイント①藤棚の奥行きを表現
奥まで咲く藤棚は、縦構図で背景を入れて奥行き感を出すことで、爛漫な様子を表現できます。高いところに咲いているので、腕を伸ばしてカメラを構え、手前を大きく写してなだらかに咲いているイメージで撮影しました。
また、藤と目線の高さを合わせることで、美しく枝垂れる様子や花びらをより美しく見せることができます。このとき、前ボケを入れることで、奥行き感と華やかさを強調。前ボケはその場にあるもので、藤以外でつくることもあります。
ポイント②色の対比で藤を強調
藤には葉やつるがあります。紫と緑は補色関係にあるため、お互いの色を目立たせる組み合わせです。望遠で背景の緑を大きくぼかすほど、藤の上品なイメージがより際立ちます。
紫のイメージが強い藤ですが、薄紅色のものもあります。上の写真は、藤が空を泳ぐようにふんわりと咲いている姿に惹かれて撮影しました。淡い青空との対比で藤の色を引き立てながら、優しい印象になるよう意識しています。
表現のアイデア①一房に注目する
八重咲きの藤はぶどうのような形がかわいらしく、一房を主役にするとその“ぶどうらしさ”を表現できます。望遠×開放F値で前後をぼかすことで、かわいらしいフォルムや華やかな花びらが際立ちます。
表現のアイデア②逆光で透明感を出す
色をはっきり出すために順光で撮ることが多いですが、逆光で撮ると上品さや華やかさ、幻想的な世界観を表現できます。
逆光では太陽を直接入れるのではなく、花と花の隙間から光を差しこませたり、画角に入れずに優しい光を取り入れることで、やわらかく。望遠×開放F値できらめきを強調できます。透き通る花びらの質感や形を際立たせるには、背景に木々の緑など濃い色を入れるのがポイントです。
表現のアイデア③他の花と組み合わせる
植物園などさまざまな種類の花が咲く場所では、藤と他の花を一緒に撮ることができます。そういったスポットは多くはないため、事前に調べておくことをオススメします。
こちらは別名「昇り藤」と呼ばれるルピナスとの組み合わせ。反転したような不思議な世界観を写し出すことができます。
上の写真では、藤とルピナスを対角線上に配置することで、隙間なく隅々まで花で埋め尽くしました。藤はぼかしても存在感があるため、ルピナスを主役に。前方からの光でそれぞれの花の色をくっきりと写し出しました。
こちらは、藤とルピナスの手を差し伸べ合うような姿が印象的で、その部分を中央に配置しました。ローアングルで手前の花を入れて奥行きを出し、後方からの光により幻想的で暖かい雰囲気に仕上げています。
藤の編集ポイント
左:編集前、右:編集後
華やかさを表現するため、以下を調整します。
- 露光量・シャドウ・黒レベルを上げて華やかに。背景にある白藤が目立ちすぎないようハイライトを下げています。
- 色かぶり補正をマゼンタ側に調整し、藤の紫色を際立たせます。
- かすみの除去をマイナスにし、ふんわりと幻想的な雰囲気に仕上げます。
Photographer's Note
春は何度迎えても、新鮮な気持ちになります。春特有の優しい色合いが、見ているだけで癒やされ、心穏やかになるんです。さまざまな色や形の花が咲き、撮影で多様な特徴を楽しめますし、「休みの日にはどこへ行こうか、何の花を撮ろうか」と考えるだけでワクワクします!
私のハンドルネーム「小春ハルカ」にも、2つの“はる”が入っています。晩秋から初冬の暖かな天気「小春日和」、そして訪れる春。「春」という言葉が持つ空気感がとても好きです。
春の花で特に好きなのは「桜」です。春は「出会いと別れの季節」と言いますが、桜が咲きはじめると子供の頃に戻ったかのような気持ちになり、寒い冬を乗り越えて空いっぱいに咲く晴れやかな姿には勇気づけられてフレッシュな気持ちになります。
今回の記事制作を通じて、同じ花でも色や形でイメージが変わったり、表面の美しさだけでなく花の奥深さを改めて感じました。今年の春中に叶えることは難しいかもしれませんが、全国に広がる春の景色を撮りに行きたいという思いが一つ、そして、風景や人を交えた写真も撮っていきたいと考えています。
花撮影に適した機材
- Z 6II:花撮影ではシングルAF(AF-S)をよく使うのですが、フォーカスポイントを選択するセレクターの位置がちょうどよく、狙った被写体に素早くピントを合わせることができます。チルト式液晶モニターのおかげで、頭上に咲く花に手を伸ばしたり、足もとに咲く花をかがんで撮るのも無理なく快適です。そして、ピント面の解像度が非常に高く、花びらの質感や形が鮮明に写ります。
- NIKKOR Z 24-70mm f/4 S:広角で花畑全体を写したり、望遠で1輪に寄ったり、花撮影はこの1本でほとんどカバーできます。最短撮影距離はズーム全域0.3mと被写体に近づいて撮影でき、望遠側で寄るとF4とは思えないほど溶けるようにボケるのも魅力です。
花撮影の注意点
道路で撮影する際は車や通行の邪魔にならないように、同じ場所を長時間占有しないなど周囲の迷惑にならないようにしましょう。
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小春ハルカさんが、今回掲載した写真でスマホ用の壁紙画像を作ってくださいました。NICO STOPのLINE公式アカウントを友達登録してくださった方に、期間限定で無料配布いたします。
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配布期間:2023年3月14日(火)~2023年3月28日(火)
※LINEにて「NICO STOP」と検索しても登録可能です。
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小春ハルカ
季節の花や夕焼け空、何気ない田舎の景色など、日々過ごしていく中で身近に感じる「心動かされる瞬間」を撮影。花と風景の淡色世界を表現している。