【鹿児島】Z fcをおともに、南国気分を味わえる指宿でパワースポットを巡る旅

【鹿児島】Z fcをおともに、南国気分を味わえる指宿でパワースポットを巡る旅

みなさん、こんにちは! 大分在住のフォトグラファーyasuka(@ya.24)です。

久しぶりの「Z と写真家と47都道府県の旅」。これまで九州の各県を巡ってきましたが、7県目は鹿児島で、薩摩半島の南端にある「指宿市」が目的地です。

 

指宿は8年ほど前に一度訪れたことがあるのですが、今よりもカメラの扱い方がわからず思うように撮影できませんでした。今回は、夏の指宿で出会う感動をカメラに収めて、家族やいろんな人に見てもらいたい…と意気込んでいます!

 

今回の旅のおともは「Z fc」

まるでフィルムカメラのような見た目のミラーレス「Z fc」がおともです。普段NikonのフィルムカメラFM10を使っているのですが、二つを並べても違和感がないくらい本物のフィルムカメラそっくり! レンズは、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRとNIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)の2本を持っていきます。

 

【鹿児島】Z fcをおともに、南国気分を味わえる指宿でパワースポットを巡る旅

 

持ってみるとすごくコンパクトで軽いので、旅カメラとしてぴったり。
このカメラに合わせて気分が上がるワンピースを買って、わくわくしながら電車で指宿へと向かいました。

 

【1日目】竜宮伝説にまつわるパワースポットを目指して、指宿を南下

大分を朝に出て、着いたのはお昼過ぎ。電車の中で見る景色は雲が多くて心配でしたが、指宿駅に着くと青空にギラギラの太陽、まさに南国にたどり着きました!

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

バスに乗り換えてさらに南下し、竜宮伝説にまつわるスポットを巡ろうと思います!

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

バスに揺られること30分、海が見えてきました。大分でも海が見える場所はありますが、広い畑やヤシの木など南国の雰囲気は指宿ならではです。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

「フラワーパーク前」のバス停で降りると、絶景がさらに続いています。坂の下に海がある景色は、まるでドラマや映画のロケーションのようで思わずシャッターを切りました!

 

 

レトロな佇まいの「ものがたりカフェCOCO」でランチ

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

この道沿いにあるカフェで、少し遅めのランチです。
瓦屋根のレトロな佇まいで、どことなく「竜宮城」に似ている気もしました。

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)
Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)
Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

中は和室にテーブルやソファが置かれ、居心地のいい落ち着いた雰囲気。私たちは窓際の山が見える席を選びました。指宿のシンボル「開聞岳」で、“薩摩富士”と呼ばれるように形がすごくきれいです。

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

このお店はグルテンフリーにこだわっているそうで、看板メニューの米粉100%のバーガーセットとタピオカ入りアイスミルクティーのセットを注文しました。具材をグリルチキンにしましたが、ハンバーグとロースカツにもできます。選べるのはうれしいですね!

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

美味しそうなハンバーガーとタピオカに友達もこの笑顔! せーので、いただきます。
パンは優しい味ですが、具材は甘辛く味つけられていて、夏バテ気味でもペロっと食べられました。

 

【ものがたりカフェCOCO】

鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水1475−1
営業時間:10:00~18:00(L.O.17:30)※営業時間の変更の可能性あり
定休日:不定休
https://foodplace.jp/cafe-coco/

 

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

おなかも満たされ、バスの時間に合わせてお店を出たのですが、少しバスが遅れている様子。その間にバス停の近くに咲いていたハイビスカスを撮っていました。カメラを持っていると待ち時間もすごく楽しいです!

 

 

まるで竜宮城! 海の目の前に立つ「龍宮神社」

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

バスと徒歩で6分ほど、今日の目的地の一つ「龍宮神社」に到着。海の目の前にあり、海と空の青に朱色の鳥居が映えます。

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

本殿は、本当に「竜宮城」そのもの! 朱色と白のコントラストが鮮やかでした。

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

この神社は、竜宮伝説発祥の地とされる長崎鼻にある豊玉姫(乙姫様)を祀っているそうです。海の守り神であり、浦島太郎と乙姫様が出会った縁結びの神様でもあるそうで、ハートのモニュメントもありました。旅の無事と、それぞれの願いをこめてお参りをしました。

 

【龍宮神社】

鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水1581-34
https://www.ibusuki.or.jp/tourism/view/ryugushrine/

 

 

浦島太郎が旅立ったとされる岬「長崎鼻」

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

神社の奥に見える長崎鼻は、浦島太郎が竜宮へ旅立った岬と言い伝えられ「竜宮鼻」とも呼ばれています。そして、ポツンとしてかわいいのが「薩摩長崎鼻灯台」です。

〈撮影ポイント〉
私は灯台が大好きでよく被写体にするのですが、ここだけで何枚も撮ったと思います。青空と青い海に映える白い灯台が特に好きで、水平線できれいに二分割にして収めました。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

神社から灯台までは歩いて約3分。ここまで来ると、心地のいい風が吹いていました。

〈撮影ポイント〉
灯台のスケール感を出すために広角端であおって撮影しました。マスクを隠すように麦わら帽子で顔をおおい、背中を灯台にくっつけると、風に吹かれて身をゆだねているような、“夏の爽やかさ”を表現できたと思います。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

カフェから見えていた開聞岳は、ここからよく見えます。海と青空と白い雲と美しい山、アニメのようなワンシーンで心が和みました。

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

太陽に照らされて海もキラキラ。しばらくここで時間を過ごしました。

 

【長崎鼻】

鹿児島県指宿市山川岡児ヶ水長崎鼻
https://www.ibusuki.or.jp/tourism/view/nagasakibana/

 

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)
Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)
Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

バス停に戻る途中、お土産屋さんを見つけて立ち寄ると「指宿温泉サイダー」というご当地サイダーを発見。暑い中で飲む炭酸はなんでこんなに美味しいんでしょう…。
レトロなパッケージがかわいくて、瓶はおうちに持って帰ることにしました。

 

 

JR日本最南端の駅「西大山駅」で迎える日没

指宿でどうしても寄りたかったのが、JRの日本最南端の駅「西大山駅」です。菜の花など季節ごとに花々で彩られ、「幸せを運ぶ」と言われるポストもあります。このときは8月で、ヒマワリが咲いているのでは…と期待を胸に向かいました。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

長崎鼻からはバスで山川駅に行き、電車に乗り換えます。
山川駅を出発するとき、車内から駅員さんに手を振ると笑顔で振り返してくれて、とても温かい気持ちになりました。その瞬間は写真には撮れていませんが、忘れられない思い出です。

カメラを持って旅をすると思い出を写真と一緒に記憶する分、頭のメモリーに空きができて、写真に撮らなかった場所や記憶も鮮明に残る気がします。そんなところもカメラを持って旅をするのが好きな理由です。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

電車で12分ほどで、西大山駅に到着しました。
駅を出るとすぐに、幸せを運ぶ「黄色いポスト」が。近くには「幸せの鐘」もありました。自分の写真で作ったポストカードを、このポストに投函するのもいいかもしれません。

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

お目当てのヒマワリですが…満開ではないものの、私の背より高く空に向かって咲いていました。

一面に広がるヒマワリ畑と奥にそびえる開聞岳の景色は圧巻ですね! 

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

…時刻は18時過ぎ。だんだんと太陽が落ちてきて、空の色が変わっていきます。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

太陽がだいぶ落ち、雲のすき間からちょうど出てきたとき、近くの踏切から「カーンカーンカーン」と警報機の音が。「電車が来る」と慌ててカメラを構えて、夢中でシャッターを切りました。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

電車が黄金に輝きながら、ヒマワリ畑の横を走っていきます。
「まさかこんな瞬間に電車が来るなんて」「夕日まで待ったかいがあったね」と二人で話していると、開聞岳に茜色の笠雲がかかっていることに気がつきました。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

JR最南端の駅は遠く、電車の本数も少なくて行くのは大変ではありましたが、想像を遥かに超える景色が待っていました。1日目の最高の締めくくりです。

 

【西大山駅】

鹿児島県指宿市山川大山602
https://www.ibusuki.or.jp/tourism/view/jrnishioyama/

 

【2日目】限られた時期にだけ現れる「砂の道」を渡り神秘の島へ

指宿駅近くの温泉宿で疲れを癒やし、2日目はとある島を目指します。

 

3~10月の条件がそろった日にしか渡れない「知林ヶ島」

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

その島とは、3~10月の大潮・中潮のタイミングでしか行けない「知林ヶ島」。干潮の限られた時間に「砂の道」が現れ、歩いて渡ることができます。消えても必ず再び現れて陸と島を“結ぶ”ことから、別名「縁結びの島」「絆の島」とも呼ばれているそうです。素敵ですね!

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

9時半頃に出現するという予測に合わせて向かいましたが、到着したときにはまだ現れていませんでした。現地にいたガイドさんいわく、波で砂が削られて、最近は出現の時間が遅れているんだとか。

結局40分遅れたのですが、その間にガイドさんから、砂の道の右側と左側で海が違う話、このあたりの戦時中の話、島の自然の話などたくさんのお話を聞くことができました。去年は台風の高波で砂の道がなくなり数か月間渡ることすらできなかったそうで、「渡れるだけでも幸せなことだよ」と教えてくれました。

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

さて、道が現れたので渡ってみましょう。
島までは約800mあり、20~30分の道のり。ガイドさんは、島を渡る案内もしてくれることになり、歩きやすい道を先導してくれました。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

空と海と緑に囲まれた島へつながる砂の道、雲の表情も相まってとても神秘的です。

〈撮影ポイント〉
島側は青空で雲もきれいだったので、広角で雲の広がりを生かしています。午前は人が少なく、道の真ん中に友達だけという光景を写すことができました。前に人はいたのですが、友達で隠れるようにアングルを調整しています。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

波打ち際を歩くのも気持ちいい。島に向かって左側の海が穏やかでオススメです。

 

…汗だくになりながら島に着くと、道中で撮影を楽しんだこともあり予定よりかなり遅れてしまいました。余裕があったら島の上の展望台からの眺めを楽しみにしていたのですが、行って戻ってくるのは難しそう。落ちこんでいると、ガイドさんが浜辺での過ごし方を教えてくれました。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

まず向かったのは、道を渡り切ってすぐにある大きな岩。
「パワーストーン」と言われていて、近くで見ると想像以上に巨大で迫力があります。ガイドさんの話では触るとパワーをもらえるということで、二人とも早速! これで帰りも大丈夫そうです。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

その後は、二つ合わせるとハートになるという貝を浜辺で探すことに。「モクハチアオイ」という貝で、数千年前の化石というからびっくり。ぴったり合う貝がなかなか見つからず苦労しましたが、きれいなハートになったときは、うれしさと達成感でいっぱいです!

展望台までは行けませんでしたが、素敵なガイドさんのおかげで楽しいひとときを過ごすことができました。

 

【知林ヶ島】

鹿児島県指宿市西方
https://www.ibusuki.or.jp/tourism/view/chiringashima/
※砂の道の出現予測時刻は「いぶすき観光ネット」から確認できます。令和3年版はこちら

 

 

海が見える「古民家で昼ごはん 梅里」で土鍋ごはんを堪能

島の往復でたくさん歩いて、おなかはもうぺこぺこです。
指宿駅から離れますが、すごく素敵なお店を見つけたので、おなかをすかせながら電車で向いました。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

やってきたのは、薩摩今和泉駅近くにある「古民家で昼ごはん 梅里」。築百年を超える古民家で、土鍋で炊いたこだわりのごはんが食べられます。

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)
Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)
Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

お店の庭は趣があり、木々の間からは海が見えます。美しい景色を見ながら食事ができて、なんてぜいたく…!

席に着き、私たちは「篤姫御膳」を注文しました。花かごと呼ばれる小鉢は季節の食材が使われ、ひと月ごとに変わるそうです。

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)
Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)
Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

昔ながらの台所から湯気を上げながら土鍋が運ばれてきました。目の前で炊き上がるのを待つのも楽しいです。

〈撮影ポイント〉
湯気は濃い色を背景にするとはっきり写るのですが、飲食店では席からあまり動けないので、洋服や土鍋を背景にするのがポイントです。

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

土鍋ではお米を炊くのに9分、蒸らすのに15分ほどかかるのですが、出来上がるタイミングに合わせて料理が運ばれてきます。
目にも美味しい、色とりどりの御膳。カンパチやシビの刺身や指宿特産のオクラの天ぷらなど、新鮮な旬の食材を使った料理は、素材の味が楽しめました。

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

そして、ほかほかの炊きたてのごはん。土鍋で炊くと、甘味が増すように感じます。
海を見ながらいただく絶品の料理に、歩き疲れた体も心も満たされました。

 

【古民家で昼ごはん 梅里】

鹿児島県指宿市岩本2848-2
営業時間:11:00~15:30(L.O.14:30)
定休日:火曜日、第3水曜日
http://kominka-bairi.com/

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

店内ではかごや和雑貨なども取り扱っていて、お土産にもオススメです。

 

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

電車まで時間があったので、お店から見えていた海岸を散歩することにしました。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

海辺で、雲の流れを眺めながら過ごす時間が心地よかったです。

〈撮影ポイント〉
この日は雲の動きが早く、どんどん空が変わっていきます。その空の表情を伝えたくて、少し低いところからしゃがんで空を目いっぱい写しました。足元を写し、海岸の雰囲気を残しているのがポイントです。

 

 

鹿児島に来たら食べたい、かき氷「白熊」

1泊2日の指宿の旅はここで終わり…だったのですが、せっかく鹿児島に来たからには「白熊」を食べずには帰れないと思い、鹿児島市内で市電に乗り換えてかき氷屋さんに向かうことにしました。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

やって来たのは「天文館むじゃき 本店」。白熊といえばここです。
白熊といってもたくさんの種類があり、悩みに悩んだ末、定番の「白熊」と2番人気の「ストロベリー白熊」を注文しました。

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)
Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)
Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

店員さんが運んできた白熊にびっくり。ビッグサイズの白熊がやってきました!

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

レーズンとチェリーで、かわいらしい白熊の顔になっています。
「白熊」は甘くて、どこか懐かしさを覚える味。季節のフルーツも美味しいです。「ストロベリー白熊」は、イチゴミルク味のかき氷の上に果肉たっぷりのソースがかかっています。この量を食べられるか心配でしたが、あっという間に完食してしまいました。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

最後にお店の前で白熊さんと記念撮影。大満足で帰路に着きました!

 

【天文館むじゃき 本店「白熊菓琲」】

鹿児島県鹿児島市千日町5-8 天文館むじゃきビル 1F
営業時間:11:00~19:00(白熊&ドリンクL.O.18:30)
※時季・天候により営業時間の変更あり
定休日:不定休
https://1f.mujyaki.co.jp/

 

鹿児島旅のまとめ

指宿は九州本土の中でもどこか遠く、南の島に出かけたような気分になれる場所です。
ハイビスカスが咲いていたり、ヤシの木が揺れている光景を見ると心が解放されて、旅の気分を盛り上げてくれます。大海原や神秘的な島、ヒマワリ畑やきれいな夕焼けを見ることができたり、感動の連続で忘れられない夏の思い出になりました。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

今回の旅では、駅員さんや島のガイドさんなどたくさんの出会いも印象的です。その一つ一つの感動と思い出を心と写真にしっかりと残すことができました。まだまだ行けなかったスポットもたくさんあるので、またぜひ指宿を旅したいと思います。

 

お気に入りの1枚

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

西大山駅で、夕日で輝く電車とヒマワリ畑と開聞岳と、美しいものを詰めこんだ何ともぜいたくな1枚を撮ることができました。太陽の光、ヒマワリ、黄金に輝く電車、開聞岳のすべてが入るように目いっぱい広角で写しています。太陽が直前で出てきて、慌ててダイアルで露出を調整したのですが、イメージ通りの写真を撮ることができました。

 

 

旅カメラにぴったりな「Z fc」

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

Z fcをはじめて使いましたが、とにかく撮影が楽しくなるカメラです。クラシックな見た目は、かっこよさもかわいさも兼ね備えているので、持っているだけで幸せな気分になれました。ダイヤル操作はフィルムカメラで撮る感覚に近く、1枚1枚を大事に撮りたくなります。それでいて、逃したくない瞬間は躊躇せずに何度も連写できるのもうれしいところ。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

これは「私も写りたい」とカメラを友達に渡して撮ってもらった写真ですが、すごく軽いので頼みやすかったです。

 

Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z fc、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

液晶モニターはバリアングルなので、波打ち際からあおって撮影するのも楽々でした。NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRは手ブレ補正内蔵で、歩きながらや片手の撮影でもブレの心配はありません。

 

Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)
Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)
Z fc、NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

 

また、単焦点のNIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)は、明るいレンズなので室内など暗い場所でも安心して撮影でき、最短撮影距離が0.19mと被写体に寄った撮影もできるので、いろんなシチュエーションで活躍してくれました。

 

私は、旅の中でファインダーをのぞいてシャッターを切れば、どんな高価なお土産でも叶わない“特別な瞬間”を持ち帰ることができると思っています。 “写真を撮る”ことは、形にも記憶にも残すことができるからです。今回使った Z fcは、旅の相棒として一緒に思い出を残すのにぴったりなカメラだと感じました。

 

 

※こちらに掲載している情報は2021年9月16日現在のものです。
※お店での撮影はお店の方に許可を得てから、お店や他のお客様の迷惑にならないようご注意ください。また、撮影のみのご利用はご遠慮ください。
※新型コロナウイルスの感染症対策に十分にご留意いただくとともに、政府、自治体など公的機関の指示に従った行動をお願いいたします。

 

協力:一般社団法人 いぶすき観光デザイン
Supported by L&MARK

 

 

Z fc

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製品ページ ニコンダイレクト
NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

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NIKKOR Z 28mm f/2.8(Special Edition)

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yasuka

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ナチュラルな雰囲気のポートレートや旅先での風景を主に撮影する大分在住の写真家。九州を中心に企業や観光地のPR活動も行っている。