海外旅行で撮影を快適に楽しむには?機材選び、防犯・搭乗のポイントをフォトグラファーが解説

海外旅行で撮影を快適に楽しむには? 機材選び、防犯・搭乗のポイントをフォトグラファーが解説

みなさん、こんにちは。フォトグラファーの相沢亮(@aizawa0192)です。

昨年10月にはじめて海外撮影に行ってきました。旅先はハワイ。ツアーに同行して、5泊7日滞在してきました。

 

 

海外旅の大きな魅力は、今まで出会ったことのない世界に触れられること。その一方で、不安も大きいですよね。機材は何を持っていけばいいか、何かトラブルがあったらどうするか、トラブルを未然に防ぐにはどうすればよいか…等々。

そこで、実際に旅をしてみてわかった、機材や周辺アイテムを選ぶポイント、防犯や搭乗時の注意点などについてお話ししたいと思います。後半では、はじめての土地での撮影ポイントも紹介します。これから海外へ旅する方にとって、少しでも参考になればうれしいです。

 

事前準備:海外旅行に持っていく機材の選び方

ただでさえ必要なものが多い海外旅では、持ち物を厳選するための事前準備が大切です。

【機材の選び方】撮りたいものと補償額で選ぶ

海外に何を持っていくか、機材を多く持っている人ほど悩むと思いますが、決める主なポイントは二つです。

 

  • 撮りたいものは何か:散策しながらの撮影では、コンパクトな機材のほうが、疲れず・かさばらずで快適です。夜もしっかり撮影したい場合は、センサーサイズの大きいカメラのほうがノイズが少なく鮮明に写せます。複数台持っている方は、撮りたいものに合わせて1台を持っていくのがよいでしょう。

 

海外旅行で撮影を快適に楽しむには?機材選び、防犯・搭乗のポイントをフォトグラファーが解説

今回は2台で臨みましたが、基本は1台で問題ないと感じました。

 

  • 保険で補償される金額:盗難や破損など、万が一のための海外旅行保険では、携行品1点で最大10万円、総額30万円程度の補償が一般的です(オプションで総額を上げられる場合も)。そのため、高額な機材やレンズを何点も持っていくのは、何かがあった際にリスクが高くなります。カメラ1台+レンズ1~2本などに絞り、補償額を考慮して自身のリスクを減らしましょう。
    僕は今回、出発当日でも契約できる「たびとも」のP2タイプ(通常+電子機器等補償)にしました。カメラなどの電子機器が1点につき10万円補償されます。保険料は、5泊7日で3,390円です(2022年10月時点)。

【オススメ機材】ミラーレスカメラ×標準ズームがオススメ

写真はスマホで十分と思うかもしれませんが、「画質をよりよく、きれいに撮りたい」場合にカメラを使いたくなります。ボケ感や望遠での描写力、RAWで記録できるのはカメラならでは。スマホで写真も撮るとバッテリーの減りが気になりますが、カメラはバッテリーが長持ちし、暑さや寒さの耐性があるのも強みです。

そして、持ち運びの負担を減らしたい旅先では、軽いミラーレスは頼もしい相棒になります。

 

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メインで使用した Z 50+NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

  • ボディ:ミラーレスカメラ「Z 50」
    APS-Cサイズの Z 50はかなり軽量で、長時間首にぶらさげても苦にならず、街歩きにオススメです。グリップがしっかりしているので、落としにくいなど、安全面も◎。フルサイズ機と同じマウントにより高画質で、暗所にも強いので、さまざまなシーンに対応できます。

 

Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

フルサイズのほうが望ましいケース

Z 7II、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 7II、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

こちらは、ハワイのキラウエア火山です。ツアーで時間が限られていたため、ISO感度をかなり上げて、1/5秒でさっと撮りました。夜景や星空、暗い場所でもしっかり撮りたい場合、センサーサイズが大きいほどノイズに強いため、フルサイズのほうが確実です。

 

  • レンズ:「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」
    レンズは過去に行った方の写真を見て、「どんな焦点距離があればいいのか」の参考にしました。実際に活躍したのは、35mm判換算で24~70mm程度です。

 

Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

左:17mm(35mm判換算25mm相当)、右:43mm(64mm相当)

 

APS-CサイズであればNIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VRが35mm判換算24-75mm相当となり、多くの場面をカバーできます。Z 50との組み合わせが非常にコンパクトで軽いのも魅力です。開放F値は3.5~と大きめですが、明るさを確保できる場所では十分だと感じました。

 

三脚は長時間露出撮影をしたい場合に持っていく

Z 7II、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 7II、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

今回、火山で長時間露出撮影をした際に三脚を使用しました。露出を確保できるシチュエーションであれば手持ちで問題ありませんが、長時間露出撮影や星空撮影をしたい場合は、三脚も持っていきましょう。軽い機材であれば、携帯性に優れた小型の三脚で十分対応できます。

 

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【周辺アイテム】バッテリーやメモリーカードは予備を用意

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  • 予備のバッテリーとメモリーカード:旅撮影で残念なのが、「途中の電池切れ、容量いっぱい」問題です。こまめに充電・データの移行ができないので、少なくとも予備一つは持っていたほうが安心です。ダブルスロットのカメラであれば、常にバックアップ機能(同時記録)を使って撮影しておくと、さらにリスクが減ります。

 

撮影データのバックアップ

旅先で思う存分撮影するには、宿泊先に帰ったタイミングでデータを移すのが◎。クラウドに保存でもよいのですが、通信環境がわからないので、Wi-Fi環境がなくてもバックアップできるように、ノートPCと2TBのメモリーを持っていきました。

写真は膨大な数になるため、日付→場所でフォルダを細分化すると、後で見返しやすくなります。

 

  • カメラ用充電器:AC100~240Vに対応しているのが一般的で変圧器は不要ですが、変換プラグが必要か事前に確認しましょう。ハワイ(AC110~120V)は日本のコンセントと同じなので、変換プラグは不要でした。
  • メンテナンスアイテム(レンズクリーナー、クロス、ブロアー):自然ロケーションに行く場合、土やホコリなどが付着しやすいため、その場でレンズを拭いたり、宿泊先に戻ってメンテナンスできるよう、最低限のアイテムを持っていくことをオススメします。

 

旅先の気候・環境にも注意

  • スコール対策:ハワイはスコールが多いと聞いていたので、日本のコンビニで購入した雨具(カッパ)などを持参しました。(運よく、スコールに遭遇することはありませんでした)
  • 日焼け止め:日本で販売されている日焼け止めには、サンゴ礁に有害な成分を含んでいる可能性があるため、現地で調達しました。
    ※日焼け止めについては、こちらをご覧ください。

搭乗・機内で気をつけたいこと

旅で注意しなければいけないのが、まずは飛行機の搭乗時です。

カメラは機内に持ち込む

預け入れ荷物では雑に扱われる可能性があるので、機材は手荷物として機内に持ち込むことをオススメします。持ち込み・預け入れのいずれもX線検査がありますので、電源を切っておきましょう。

 

  • 手荷物:持ち込める手荷物の重さは、JALやANAで10kgまで、LCCで7kgまでなど、航空会社により重さや手荷物のサイズ規定が違います。事前に利用する会社の情報を確認しておきましょう。

 

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  • 機内での置き場所:荷物は足元のほうが安心です。ただし、前に座席のない席や非常口座席では足元に置けない場合もあり、座席上の収納棚に入れることになります。いずれにしても、揺れを想定して、インナーケースなどで機材をしっかり保護しておきましょう。

 

どうしても機内に持ち込めない機材がある場合

預け入れ荷物の中にカメラやレンズを入れる場合、煩雑に扱われることを想定して、緩衝材で包み、小型のカメラバッグなどで必ず補強します。また、ロストバゲージが怖いので保険は必ず入り、補償金を鑑みてなるべく安い機材(10万円以下/1点)にしておくなどの考慮が必要です。

預け入れ・持ち込みできないアイテムに注意

機材は極力機内に持ち込むとお話ししましたが、そもそも預け入れや機内持ち込みができないアイテムがあります。

 

  • バッテリー:カメラ用やモバイルバッテリー(リチウムイオン電池など)は、単体では預け入れできないため、機内に持ち込む必要があります。なお、100Whを超え160Wh以下のものは1人2個まで持ち込み可、160Whを超えるものは機内持ち込みもできないので、事前に容量を確認しておきましょう。
  • フィルム:未現像のフィルムはX線の影響を受ける可能性があり、特に預け入れ検査では強力なX線が使われる場合があります。そのため、機内に持ち込みましょう。なお、乗り継ぎが多く何度もX線検査を受けることが予想される場合や、高感度フィルムの場合は手荷物から取り出し、X線を当てない目視(手)検査を受けることが勧められています。
    ※フィルムメーカー5社により発表されている飛行機利用の注意点(2004年発表)はこちらをご覧ください。
  • 三脚:畳んだ状態で長さが60cm以下のものは機内持ち込み可能ですが、それ以上のものは危険物として機内持ち込みはできませんので預け入れすることになります。

※国土交通省が発表している機内持ち込み・預け入れ手荷物における危険物の代表例はこちらをご覧ください。
※詳しくは実際に利用する航空会社の情報をご確認ください。

 

預け入れできないアイテムが入っていた場合

チェックインカウンターで預けた荷物は、別の場所で保安検査を受けます。予備バッテリーなど預け入れできないアイテムが入っていた場合、呼び出されることが一般的ですが、国によっては呼び出しもなく破棄されるケースがあるので、荷造りの際は入念にチェックしましょう。

機内で撮影する際の注意

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機内にカメラを持ち込めたら、写真を撮りたいですよね。

安全のため「通信用の電波を発信する状態の電子機器は、離着陸時・飛行中は使用不可」とされています。通信用電波を発しない状態(機内モード)であれば常時使用可能ですので、Wi-FiやBluetoothなどを搭載しているデジタルカメラの場合、搭乗前にその機能をオフにしておきましょう。スマホでも、機内モードにしておけば撮影可能です。
※詳しくは、実際に利用する航空会社の情報をご確認ください。

現地でカメラを使用するときの注意点

国によっては日本よりも治安が悪く、盗難にあう可能性が高いと言われています。特に高価で売れる日本製のものは狙われやすく、カメラもその一つ。現地で散策しながら撮り歩く上で防犯意識は重要です。

カメラから目を離さない

カメラを出しているときは首からぶらさげる、レンズ交換は見通しのよい場所でやるなど、周囲に注意しながら機材を取り扱い、カメラから目を離さないようにしましょう。

カメラバッグは使わない

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海外旅行で撮影を快適に楽しむには?機材選び、防犯・搭乗のポイントをフォトグラファーが解説

 

無地のシンプルなリュックがオススメです。いかにもカメラバッグとわかる外観では、“カメラ=高価なもの”を持ち歩いていることが一目でわかってしまいます。安そうに見えるバッグにして、その代わり機材をしっかり保護できるインナーケースを中に入れます。

ストラップはシンプルなものを

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カメラメーカーのロゴが入ったストラップでは、高価なカメラだと思われてしまうため、バッグ同様に無地などシンプルなものがよいでしょう。また、ネックストラップのほうが常に首から下げておけるので安心です。

キーチェーンを活用する

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カメラとベルトやバッグを結びつけておくキーチェーンをつけておくと安心です。万が一の場合も持ち去られない役目を果たします。なお、今回はツアーで同行者がいたので比較的取り外しがしやすいものにしましたが、治安の悪い場所ではワイヤーロックなどさらにしっかりしたものがオススメです。

治安の悪い地域ではカメラを出さない

今回はハワイでツアーだったため心配ありませんでしたが、特に治安の悪い場所ではそもそもカメラを出さないなど、より気をつける必要があります。

はじめての土地でシャッターチャンスをつかむポイント

旅の撮影の醍醐味は“一期一会”、その時・その場でしか出会えない光景を撮ることです。

ここからは、はじめての土地で、どのようなことを意識してシャッターを切ったか、写真とともに紹介したいと思います。

 

事前に太陽の方角はチェック

ツアーでスケジュールが組まれている場合、自由時間は限られています。その中でも、アプリなどで日の出・日の入り時間、太陽の方角などを調べておくとチャンスが増えます。

【スナップ】その場の空気感をそのまま切り取る

はじめての土地はすべてが新鮮で、普段日本で過ごしている街とは違った情景に惹かれます。

デジタルではシャッターはたくさん切れるので、気になったものはとにかく撮るようにしていました。その場所でしか写せないもの、心惹かれたものを“記憶を残す”ように撮りました。

 

建物や看板に注目

Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

その中でも、カラフルな建物やお店の看板、そこにいる人を写すことで、“この場らしさ”“一期一会の出会い”を残すことができます。

 

現地の人とコミュニケーションをとって

Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

犬と散歩している方が陽気に挨拶をしてくれたので、「撮ってもいいですか?」と声をかけました。素敵な笑顔と愛犬。大きな姿が印象的で、犬と同じ目線で撮影してみました。

 

海外ならではのカラーをアクセントに

Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

日本では見かけないようなカラフルな食べ物もいい被写体になります。少し引いて周囲も写し、その場の雰囲気が伝わる構図にするのがポイントです。

 

内観にも海外らしさが出る

Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z 7II、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
(左)Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR、(右)Z 7II、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

ホテルや飲食店、博物館など、内観にも日本とは異なる空気感が漂っています。その空気感をそのまま写し取れるよう、F5以上に。手持ちでの撮影となるため、ブレない限界のシャッタースピードを加味して、ISO感度で露出を調整しながら撮影しました。

【風景】美しい色彩を生かせる時間帯を意識

ハワイといえば、やはり海ですよね。青がきれいに見える時間帯(昼の太陽が高い位置)に、逆光にならない位置で撮影するのがオススメです。

 

海と空で構図を決める

Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR
Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

海では、空:地上が1:1や2:1の比率をベースにすると、バランスよく切り取れます。特にリフレクションを生かすには1:1が◎。グラデーションが美しいです。

 

過ごす人々を構図のポイントに

Z 7II、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
Z 7II、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
Z 7II、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

左の写真はプライベートビーチ、右の写真は人の多いワイキキビーチです。静けさや賑わいが伝わるように構図を決め、サーフボードやパラソルなどの色味に惹かれてアクセントとして取り入れました。

 

事前に方角を調べて朝日や夕景をとらえる

Z 7II、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 7II、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

撮りに行けるのは限られた時間でしたが、朝日の方角を調べてトライしました。雲がない状況下で、黒つぶれや空の白とびを抑えるように露出に注意しながら。ハワイ独特の空の色のグラデーションを写し出すことができました。

Photographer's Note

ハワイを旅して特に体感したのは、一期一会の出会い、そんな瞬間を写し、写真に残すことの楽しさです。5年後、10年後、「この時、この場所でこんな過ごし方をしていたのだな」と振り返るのが楽しみで、旅先の記憶をもっと撮っていきたいと思いました。

 

お気に入りの1枚

Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

街には、それぞれ独自の空気感があります。この写真は、ハワイ島のヒロタウンの空気を感じるような1枚です。犬がゆっくり歩いているのもこの場所ならではだそう。時間の流れ方がゆっくりで、各々が過ごしたいように自由に過ごす。そんな雰囲気を象徴するような写真が撮れたと、日本に帰ってきて見返したときに思いました。この空気感を味わいたくて、またハワイ島に行きたくなります。

 

今回は、ツアーという状況下で限られた撮影時間でしたが、写真を撮ることに必死になり、改めて写真を撮ることが好きなのだとも感じました。

 

Z 7II、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
Z 7II、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
Z 7II、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

海外に行ってみて、日本の何気ない普段の街の雰囲気も「一期一会」なのだと思うようになりました。旅先での写真はもちろん、今後もカメラを持って“記憶に刻む”ように写真を撮り続けたいと思います。

 

海外旅行に撮影機材を持っていく際のポイント

<持ち物>

  • 何を撮りたいかで必要な機材を考える:軽量なカメラ+標準ズーム1本がオススメ
  • 海外旅行保険に入り、補償額を考慮して機材を決める
  • 予備のバッテリーとメモリーカードを準備
  • 充電器の変換プラグが必要か確認
  • 自然ロケーションで撮る場合、メンテナンスアイテムも用意

<搭乗>

  • 機材は電源を切った状態でインナーケースなどで保護してバッグに入れ、機内に持ち込む
  • 機材を入れたバッグは足元に置く(ただし、席により足元に置けない場合あり)
  • 機内でカメラを使う場合、通信機能をオフに

<防犯>

  • バッグは高価に見えない無地のシンプルなものにし、インナーケースで機材を保護
  • カメラストラップは高価に見えないよう無地などシンプルなものに
  • ネックストラップで首から下げて、カメラから目を離さないように
  • キーチェーンで、カメラをバッグやベルトに結びつける

 

協力:TABIPPO

Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

Z 50、NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR

 

今回のハワイ旅行は、ハワイ州観光局とTABIPPOのモニターツアー「Mālama Hawaiʻi Week 2022」に参加しています。
Mālama Hawaiʻi Week 2022とは、"思いやりの心"を大切にしたレスポンシブルツーリズムの取り組みです。

▼Mālama Hawaiʻi Week 2022については、以下をご覧ください。
https://www.allhawaii.jp/malamahawaii/travel/
https://tabippo.net/special/new-malama-hawaii/

 

 

※こちらに掲載している情報は、2023年2月21日現在のものです。
Supported by L&MARK

 

 

相沢亮

相沢亮

東京の写真家。光と影を活かし、暖かいオールドシネマの世界のように日常を撮ることを得意とする。