写真初心者のミナちゃんが、カメラや写真について学んでいく連載企画「はじめてのミラーレスカメラ」第4回。嵐田さんに教えてもらいながら、カメラのPモードで写真を撮ったミナちゃん。早速、撮ったものをチェック! あれ、なんだかブレてるかも。もうちょっとボケ感がほしいかも。今回は、自分の撮りたい写真にもう一歩近づける方法を学びます。
ミナちゃん
カメラ初心者。ミラーレスカメラ Z 50を使いこなすべく奮闘中。
嵐田さん
東京を拠点に、家族写真や都市光景を中心に撮影するフォトグラファー。
さらに詳しく!露出を決める3要素
Adviser's Note
撮影モードがいろいろあって、何を使うか迷うこともあるかと思います。僕は、大まかには次のように使い分けています。
P(プログラムオート)モード:露出補正など最低限の調整のみ行い、シャッターチャンスを逃したくない「速写」を優先したいスナップなど。
A(絞り優先オート)モード:ボケをコントロールしたい場合。家族写真やポートレートなど。
S(シャッター優先オート)モード:露光時間・ブレをコントロールしたい場合。乗り物、スポーツなどいろいろなシチュエーションで。
家族を撮ることが多い僕の場合は、被写体である子どもを背景から浮き立たせたいので Aモードを使うシーンが圧倒的に多いです。
第5回は……
毎日少しずつ、ミラーレスで撮影を続けるミナちゃん。自分で撮った写真を見返すことが楽しみです。すると、写真を見た嵐田さんから「日の丸構図を上手に使いこなしているね」とお褒めの言葉が! 嵐田さんに褒められた、やったー! ところで、日の丸? 構図?それってなに? 撮影パターンを増やし、写真の印象を変化させる「構図」、さらに「フレーミング」について学びます。
illust:冨田マリー(@tomitamary_)
Supported by 東京通信社
Adviser
嵐田大志
スマートフォンのアプリを活用し、フィルム風の空気感を表現。家族や身近なものを中心にしつつ、頻繁に旅する海外でのスナップを撮り続けている。著書に『デジタルでフィルムを再現したい』(玄光社)