地元フォトグラファーのオススメ!福井県の撮影スポット10選 – 思いがけない場所に潜む福井だけの絶景

地元フォトグラファーのオススメ!福井県の撮影スポット10選 – 思いがけない場所に潜む福井だけの絶景

こんにちは、福井出身のフォトグラファー・tomosaki(@photono_gen)です。

以前は、日常を物語のワンシーンのように撮影するポイントを紹介しましたが、今回は私の地元である福井県についてお話ししたいと思います。

 

福井県は「何もない」ところに大きな魅力を感じます。この文章だけを読むと、「え?」と思うかもしれませんが、実は「何もない」には最高の魅力が隠れているんです。

視界を遮る建物が少ないため、入道雲を近くに感じたり、雄大な自然にすぐ触れ合うことができます。自然と人の暮らしが近く、どこへ行っても自然の絶景に出会える…。そんな福井県のオススメスポットを紹介します。

 

福井県のオススメ撮影スポット10選

季節を感じられる10か所をピックアップしました。日常を物語のワンシーンのように残す上でも、ぴったりなロケーションばかりです。

①春【足羽川】橋の上から眺める美しい桜並木

Z 5、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

Z 5、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

 

福井市中心部を流れる足羽川沿いは、春には約2.2kmにも続く桜並木が彩ります。河川敷を包むような桜のトンネルは圧巻。夜にはライトアップされ、幻想的な風景が現れます。

 

オススメポイント:橋の上から見る桜

足羽川は橋が多く、橋の上から大きな桜の木や桜吹雪を間近に見られます。それぞれ欄干のデザインが異なるため、橋ごとに違った雰囲気で撮影できるのも魅力です。

  • オススメ時期:3月下旬~4月上旬頃

 

撮影のポイント

  • 場所:上の写真は、欄干が落ち着いたデザインの九十九橋です。
  • 時間帯:朝早いほど人は少ないのですが、日が低いと被写体に桜の影が当たってしまうため、日が昇った午前中を狙います(写真は10時過ぎ)。
  • 設定や構図:反対側の歩道から望遠130mmほどで撮影すると、桜の存在感も際立ちます。F4程度で若干桜をぼかすと、映画のワンシーンのような雰囲気も演出できます。

 

Z 7II、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

Z 7II、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

 

ここは、大人気小説『君の膵臓をたべたい』の表紙絵のモデルとなった場所でもあります。どこがモチーフになっているのか探しながら、桜並木を歩いてみてください!

 

足羽(あすわ)川桜並木
(九十九橋)福井県福井市中央3丁目
https://fuku-iro.jp/fukuiromikke/sakura/
※ライトアップ情報などは上記HPをご確認ください。

注意点:橋の上は交通量が多いため安全を確保し、車や通行人の邪魔にならないよう十分注意しましょう。

②春【西山公園】ツツジが咲き乱れる天国のような光景

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

「日本の歴史公園100選」にも選ばれている西山公園は、桜・ツツジ・紅葉・雪景色と四季を通じて多くの人でにぎわいます。レッサーパンダが人気の動物園もあり、大人も子供も楽しめる憩いの場です。

 

オススメポイント:色彩が美しい約5万株のツツジ

春には約5万株のツツジが咲き乱れる、日本海側髄一の名所です。公園中央にある芝生広場を囲むように、赤紫・ピンク・白のツツジが斜面を埋め尽くします。

  • オススメ時期:5月上旬頃

 

撮影のポイント

  • 場所:人を入れる場合は斜面の中腹に立ってもらいます。
  • 時間帯:午後になると一帯が影になってしまうため、午前中がオススメ。
  • 設定や構図:前後左右をツツジで埋め尽くすために、下の離れた位置から望遠200mm程度で圧縮。 前後にもピントを合わせるためF9程度に絞っています。赤紫・ピンク・白のバランスがいい場所を選び、楽園をイメージして撮影しました。

 

西山公園
福井県鯖江市桜町3-7-20
https://www.city.sabae.fukui.jp/kanko/playing/nishiyama.html
※詳細は上記HPをご確認ください。ライブカメラで公園の様子も確認できます。

注意点:シーズン中は観光客が多いため、周囲の方の迷惑にならないよう十分配慮しましょう。

③夏【一乗谷朝倉氏遺跡】和傘と風鈴が爽やかに彩る

D5600、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED

D5600、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED

 

戦国時代に100年以上にわたって越前を統治していた朝倉氏の城下町跡は、町並みがほぼ完全な姿で発掘・「復原町並」として再現され、歴史のロマンを感じられるスポットです。

 

オススメポイント:涼をもたらす和傘と風鈴の空間

例年7月から「朝倉サマーイベント」が開催され、復原町並内に和傘と風鈴を使った展示スポット「和傘スカイ」が出現します。風鈴の音色と豊かな色彩に暑さを忘れて楽しめますよ!

  • オススメ時期:7月~ ※展示時期は年によって異なります。

 

撮影のポイント

  • 場所:北入口寄りのメインストリートの脇道に展示されます。風鈴の下を通ることもできます。
  • 時間帯:午後がオススメ(写真は15時頃)。斜光になり、和傘や風鈴に光が当たります。
  • 設定や構図:色とりどりの和傘の重なりを生かすなら真正面からとらえ、木組みや両側の石垣で放射線構図を意識すると効果的です。風鈴が風で動くため速いシャッタースピードに。手前の風鈴をぼかすと奥行きも出せます。

 

D5600、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED

D5600、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED

 

屋根はないためあおって撮影すると、青空の中を泳ぐように揺れる風鈴を写すこともできます。

 

一乗谷朝倉氏遺跡復原町並
福井県福井市城戸ノ内町28-37
開場時間:9:00~17:00(入場は16:30まで)
http://www3.fctv.ne.jp/~asakura/20kengaku/fukugen.html
※復原町並の入場料などは上記HPをご確認ください。
https://fuku-iro.jp/event/asakurasummerevent/
※和傘スカイについては上記HPをご確認ください。

注意点:展示スポットは人気のため、周囲の迷惑にならないよう、また占領しないように注意しましょう。

④夏【山伏岩】かわいい林がポツンと佇む田園風景

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

大野市蕨生の田園地帯をドライブしていると、林が急に現れます。その中には噴火で飛んできたと言われている巨岩があり、山伏が修行したという言い伝えから「山伏岩」という名称に。耳がピンと立ったような形から「猫島」「ねこ林」「トトロの森」などと呼ばれ、地元で親しまれています。

 

オススメポイント:青田と空のコントラスト&林のアクセント

周囲は一面田んぼなので、稲が青々と生い茂る夏の時期が、青空によく映えます。新緑の時期に林は緑豊かな姿になるため、5月頃であれば水が張られた田んぼのリフレクションも撮影できます。

  • オススメ時期:7月~8月頃

 

撮影のポイント

  • 場所:山伏岩の近くまで行けますが、遠くからポツンと撮ることで、トトロ感を出せます。
  • 時間帯:日中に順光となる位置から。
  • 設定や構図:林をポツンと、空や田の広がりを表現するには広角を選択(写真では27mm程度)。まわりに何もないので、雲の表情によって空の割合を決めるのがオススメです。

 

山伏岩
福井県大野市蕨生

注意点:近くに駐車場はありませんが、徒歩15分ほどの場所にバス停があり市営バスを利用できます。農道から撮影することになるため、農作業の邪魔にならないようにしましょう。

⑤秋【グリーンセンター】城と花畑の絵本のような世界

Z 7、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

Z 7、NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S

 

坂井市にある総合グリーンセンターは、花の展示温室や芝生広場、遊具などがあり、家族やカップルが楽しめる施設です。冬には展示温室がイルミネーションで輝き、花と色が変化する光によって幻想的な空間に変わります。

 

オススメポイント:外の花畑から望む城のような建物

センターの北側にある畑では、約20万本のコスモスが花を咲かせます。ピンク・赤・白に加えて、黄色のキバナコスモスやマリーゴールドが植えられることも(上の写真はマリーゴールド)。そして、奥には展望台がある「ウッドリームフクイ」が見えます。トンガリ屋根のお城のような建物を花畑から見ると、まるで絵本の中の世界です。

  • オススメ時期:9月~10月頃

 

撮影のポイント

  • 場所:県道112号線沿いにある花畑から、ウッドリームフクイを背景に撮影します。
  • 時間帯:順光になる日中が、花をきれいに写せます。朝は逆光、夕方はすぐ日陰になるので、9時~昼頃がオススメです。
  • 設定や構図:建物を大きく写すために望遠200mm程度で引き寄せます。背景は存在がわかる程度にぼかすことで、幻想的な世界観を表現できます。

 

総合グリーンセンター
福井県坂井市丸岡町楽間15
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/green-c/index.html
※詳細は上記HPをご確認ください。

注意点:コスモス以外の植えられる花は年によって変わる可能性があります。撮影する際は花畑内にある観賞用の通路の上に立ち、花を踏まないように。他の方の邪魔にならないように十分注意しましょう。また、ウッドリームフクイは改修工事のため、2022年6月から2025年1月まで閉館の予定です。

⑥秋【宮ノ下コスモス広苑】1億本のコスモスが咲き誇る絶景

D5600、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED

D5600、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED

 

福井市を流れる九頭竜川のほとりに、東京ドーム約4個分の広さのコスモス畑があります。その数はなんと約1億本! 見渡す限りコスモスが広がる別世界です。

 

オススメポイント:青空に映えるコスモス

川の近くのため見晴らしがよく、秋空にピンク色のコスモスがよく映えます。切花が可能なエリアもあるためモデルさんにコスモスを持ってもらったり、ポートレート撮影にもぴったりな場所です。

  • オススメ時期:9月下旬~10月20日頃

 

撮影のポイント

  • 場所:川側を背景にすると抜けがよく、コスモスの量も多いです。
  • 時間帯:順光で撮るには日中に。西側に山があるため、日が沈むのは早いです。
  • 設定や構図:青空とコスモス畑のコントラストを強調するには二分割がオススメです。このとき、F値を小さくして前後のコスモスをぼかすと立体感が出ます。

 

D5600、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED

D5600、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED

 

通路の両脇に咲くコスモスを生かすと、幻想的な雰囲気の中で人を撮ることもできます。コスモスは人より背が低いので、ローポジションであおって撮影するのがポイントです。

 

宮ノ下コスモス広苑(宮ノ下公民館)
福井県福井市江上町37-7
https://msita-k.jimdofree.com/
※詳細は上記HPをご確認ください。

注意点:見頃の時期の休日などは人出が多いので、他の方に十分配慮して撮影をしましょう。

⑦秋冬【越前大野城】雲海に浮かぶ天空の城 

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

1576年頃から4年の歳月をかけて築城された大野城は、昭和43年に再建されました。大野市の中心部にある亀山にそびえ立ち、雲海に包まれると城だけが浮かんで見えることから「天空の城」と呼ばれています。

 

オススメポイント:雲海と大野城

何と言っても雲海です。四方を山に囲まれた盆地にあり、秋冬は雲海が発生しやすい条件が整っています。登山慣れしていない私でも撮影できる雲海スポットです。

  • オススメ時期:10月~4月に雲海が発生しやすく、特に11月が好条件
    ※雲海の出現条件についてはこちら

 

撮影のポイント

  • 場所:城の西側にある標高324mの犬山に登ります。展望台としてベンチなどが置かれたエリアが撮影スポットです。
    ※撮影スポットへのルート詳細はこちら
  • 時間帯:明け方~9時頃までが雲海の発生しやすい時間。上の写真は7時頃ですが、日の出後でも撮影できる可能性が高いです。
  • 設定や構図:80mm程度の望遠を使うと、城のある亀山の存在が際立ちます。上の写真では縦位置にすることで、雲海・城・山・空という構図で切り取りました。暗い時間帯は三脚に固定してシャッタースピードを遅くする必要がありますが、日が昇ってからであれば手持ちで撮影も可能です。

 

越前大野城
福井県大野市城町3-109
https://www.onocastle.net/
※詳細は上記HPをご確認ください。

注意点:山道なので歩きやすい靴で、防寒対策を入念に。12月~2月は雪が積もるため、さらに注意が必要です。
※登山の注意点についてはこちらをご確認ください。

⑧秋冬【大森神社跡地】田園の中に建つ鳥居の雄姿

D5600、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED

D5600、AF-S NIKKOR 35mm f/1.8G ED

 

福井市の田園地帯には、神社はなくポツンと鳥居が建っている場所があります。この鳥居は市の「景観重要建造物」にも指定されています。

 

オススメポイント:鳥居と重なる秋の夕日

見渡す限り田んぼが広がり、季節ごとに表情を変えます。中でも紹介したいのが秋。夕日がちょうど鳥居と重なるように沈み、神秘的な光景が目の前に現れます。9月も下旬になると稲が刈られ、田んぼが殺風景になるため、その前が狙い目です。

  • オススメ時期:9月頃

 

撮影のポイント

  • 場所:鳥居の東側に1本離れた道から撮影。夕日と鳥居と同じ位置になるよう微調整します。
  • 時間帯:この時期は18時頃に日没のため、その少し前から。上の写真は9月中旬の17時半頃に撮影しました。
  • 設定や構図:1本離れた道から35mm判換算50mmほどで、周囲の田んぼも含めてバランスよく切り取れます。

 

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

こちらは冬の写真。積雪によって、幻想的な光景が広がっていました。夕日の写真と同じ位置から24mmで撮影し、白銀世界のスケール感を表現しています。

 

大森神社跡地の鳥居
福井県福井市脇三ケ町

注意点:近くに駐車場はありませんが、徒歩20分ほどの場所にJRの駅があります。冬に積雪した場合、道と田んぼの境目がわかりにくいため、十分に注意してください。

⑨冬【ゆりの里公園】幻想的な色彩のイルミネーション

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

ゆりの里公園は名前の通り6月に約15万本のユリが咲き誇り、広い芝生と小川のせせらぎに癒やされる憩いの広場です。5月にはバラなど四季を通じてさまざまな花が咲き、夜には1年を通してプロジェクションマッピングが行われているため、年中楽しむことができます。園内には農産物直売所「ゆりいち」やレストランがあり、坂井市のきれいな水で作られた農産物を味わえます。

 

オススメポイント:色彩豊かなイルミネーション

休園日以外に毎日行われるイルミネーションが見どころです。エリアごとに光の色が異なり、公園のシンボルであるユリ型ドームの色が変わるため、何度行っても楽しめます!

  • オススメ時期:年中

 

撮影のポイント

  • 場所:シンボルであるドームが見える位置がオススメ。エリアによって青・緑・赤など色が異なるため、好きな雰囲気の場所から撮ってみてください。上の写真では、幻想的な雰囲気にするため、青色のエリアから撮影しています。
  • 時間帯:日没~21時半まで点灯。
  • 設定や構図:夜景をクリアに写すためには、三脚に固定して長時間露出で撮影(上の写真では3秒)。ライトは胸くらいの高さなので、少し低めに構えてあおって撮ると、ライトが浮いているように表現できます。なお、奥のドームは時間で色が変わるので、好きな色になるタイミングを狙いましょう。

 

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

園内には光のアーチや光のトンネルなどもあります。実は福井の冬は雨が多く、この日も水たまりがありました。そんなときはリフレクションのチャンス。光のトンネルの出口までが写るように水面ギリギリに手持ちで構え、高ISO感度でシャッタースピードを上げて、ブレないように撮影しました。

 

花の駅ゆりの里公園
福井県坂井市春江町石塚21-2-3
休園日:毎週火曜
イルミネーション開催時間:休園日以外の毎日、日没~21時半
https://yurinosato.com/illumination/
※イルミネーションについては上記HPをご確認ください。

注意点:他の方の迷惑にならないように注意しましょう。

⑩冬【福井駅前】まるで氷河期!雪に埋もれる恐竜

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

実は、福井は「恐竜王国」と呼ばれています。2015年には北陸新幹線開業を記念して、福井駅前に福井で発掘された恐竜の動く実物大モニュメントが設置され、「恐竜広場」が誕生。中でも「フクイティタン」という首の長い恐竜は全長約10mもあります。

 

オススメポイント:雪の日は氷河期のような世界に一変

通年楽しめるスポットですが、雪が降った日はまるで氷河期のように世界が一変します。近くにホテルもあるため、宿泊の方は雪が降ってきたら撮影に出歩く…ということもできますよ。

  • オススメ時期:雪が降るのは例年12月後半~1月頃

 

撮影のポイント

  • 場所:西口に恐竜広場があり、駅を背景にして立つと恐竜がよく見えます。
  • 時間帯:日没~21時は駅がライトアップされています。人がいない瞬間を狙いやすく、ひっそりとした雰囲気を強調できるのは22時以降。もちろん、日中に積雪している光景を撮るのもオススメです。
  • 設定や構図:駅をあえて入れることで、現代と白亜紀が1枚の中にある違和感を表現できます。スケール感を出すために広く撮りたいのですが、いろんな要素が入ってくるため35mm程度に。降雪を写し止めるには、ストロボをつけて正面発光します。

 

福井駅西口広場(恐竜広場)
福井県福井市大手2-1
https://www.pref.fukui.lg.jp/doc/brandeigyou/plaza.html
※恐竜広場については、上記HPをご確認ください。

注意点:ストロボを使用するときは、通行人がいないことを確認しましょう。

Photographer's Note

福井県は、景勝地だけでなく、記憶に響くような風景もたくさんあります。

 

Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR
Z 5、NIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VR

 

左の写真は愛宕坂の景色。小さい頃から見慣れた“ふるさと”を思い出すような懐かしさを覚えます。実際に福井市の人たちが小さい頃から遠足などに行く、みんなに愛されている場所です。

右は敦賀市の海の近くにあるバス停。映画のワンシーンのような写真が撮影でき、日常から離れて田舎の空気感を味わえます。

このように、誰もが頭に思い描いているような田舎の原風景が、福井県にはあるんです。

 

私も参加している福井カメラ部のSNSアカウント「hoyano film」(@hoyanofilm)では、フォトグラファー目線で福井の魅力的なスポットを発信しています。ぜひこちらからも探してみてください!

 

風景撮影におけるNikon機材

Z 5とNIKKOR Z 24-200mm f/4-6.3 VRのセットを愛用していますが、しっかりした描写力と丈夫さがありながら、携帯性にも優れています。これは風景写真を撮る上でとても大切。持ち運びしたいと思えるカメラは、どんな環境でも持っていくことができて、さっとシャッターを切れるので撮影意欲がかき立てられます。

24-200mmの焦点距離域は万能で、これ1本でほぼ撮り切れるという安心感があります。そして、ダイナミックレンジが広いので、レタッチする上でも自分の思う通りの色味に仕上げることができて、とても気に入っています。

 

※こちらに掲載している情報は、2022年1月18日現在のものです。
※本記事の「越前大野城」「ゆりの里公園」以外のスポットの写真は、過去に撮影されたものです。
※新型コロナウイルスの感染症対策に十分にご留意いただくとともに、政府、自治体など公的機関の指示に従った行動をお願いいたします。

Supported by L&MARK

 

 

tomosaki

tomosaki

福井県出身のフォトグラファー。福井の日常を背景に「青春や物語を感じるシーン」を表現した作品をSNSに投稿している。青春を鮮やかに切り取った作品は、多くの人の共感を得ている。