こんにちは、NICO STOP編集部(@nicostop_editor)です。
春のやわらかな陽射しを感じる季節になってきました。でも世界的に流行しているウイルスの影響でいろんな場所が休業したり、なかなかお出かけしにくい日が続きますね。そんな時はお家で写真を楽しんでみてはいかがでしょうか。撮影からレタッチ、フォトブック制作までの記事をまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
お家の中での撮影
お家で写真を撮るときのポイントをフォトグラファーが紹介。工夫次第でいろんな撮り方が出来るので是非チャレンジしてみてください。
物撮りの秘訣 - 光とスタイリングで引き出す、モノたちの魅力的な表情と大切な記憶
部屋での物撮りの秘訣
外からの自然光を最大限に生かす
小物の特徴に合わせてアングルを変えて撮影
人の気配を写し入れることで、想像力をかき立てる
世界観を盛り上げるためにスタイリングにこだわる
画像編集で世界観をつくりこむ
キミと僕のニコ日和~ある朝の一コマ~
お付き合いしてからずっと、彼女のmisuzuさんを撮り続けているjyotaさん。そんな彼が日常を切り取った写真を、ナチュラルに切り取るコツと共にお届けします。
ナチュラルな日常を残す3つのコツ
1.カメラを身近に置く
いつどこでシャッターチャンスが生まれるか分かりません。すぐに撮影できるよう、手に届く場所にいつでもカメラを置いておきましょう。2.オートフォーカスで撮る
撮りたい瞬間を瞬時に押さえられるように、基本はマニュアルでなくオートフォーカスを使います。コロコロ変わる彼女の表情や動きから、毎秒目が離せません……。3.とにかく褒めまくる!
「可愛い!」とか「笑顔が日本一!」とか、とにかく相手を褒めちぎりましょう。盛り上がった空気のまま、なるべくはやく撮影するのがポイント。
なんでもない朝のやりとりも、大切な人との時間はいつだって特別。この記事を読むとjyotaさんにならって、恋人はもちろん家族や友人との日常を、形ある思い出として写真に残しておきたくなりますよ!
帽子をかぶった猫たちがかわいすぎる!SNSで話題の猫写真の裏側お見せします
身近にいる大切な存在といえばペットもそうですね。こちらの記事では抜け毛で作った帽子をかぶる愛らしい猫ちゃんの写真「抜け毛帽子フォト」の舞台裏をお見せします。抜け毛帽子がなくても、ペットをかわいく撮るための参考になる内容になっていますので是非ご覧ください。
猫の撮影では、“猫との心の距離”すなわち信頼関係と、“猫とカメラの距離”が大切。これから撮影をはじめる方は、いきなりカメラを近づけたりせず、徐々にカメラを慣らすところからはじめるのがいいそうです。
食べるように撮る—美味しいを感じる料理写真の撮り方
お肉の焼かれる音、ぐつぐつと煮える鍋などダイナミックで元気になるものもあれば、静かに佇むほうれん草のおひたしも美しいですよね。引っ越しをきっかけに食卓の写真を撮り始めたという土田凌さんにお料理をおいしく撮る秘訣を教えていただきます。
美味しいを感じる料理写真の撮り方
- 出来立てを撮る:躍動感や、エネルギーを感じさせるため、出来立てを撮る。
- 画角を予め想像するく:その料理のどこを見せたいのかを、撮る前に考えておく。
- 動きをつける:持ち上げる様子を撮るなど、動きをつけることで美味しさを一層楽しんでもらう。
- 中望遠で撮る:歪みをなくし、料理そのものを美しく見せるために望遠側で撮影する
- 半逆光で撮る:料理の立体感を出すために半逆光で撮る
撮った写真の編集
写真は撮影して終わりではありません。フィルム写真のようにレタッチしてみたり、文字をいれてポストカードを作ってみたり…。フォトグラファーさんの記事を参考に、以前撮った写真を見返して編集に挑戦してみてはいかがでしょうか!?新しい作品に生まれ変わるかも。
今日からはじめる写真編集。Capture NX-Dを使ってみよう!
これから初めて写真を編集するという方には、まずは無料のソフトから使ってみるのもおすすめです。こちらではニコンの編集ソフト「Capture NX-D」を使ったRAW現像の方法を酒井貴弘さんにレクチャーいただきました。写真編集を身につけて、自分なりの色味や表現を見つけてみてください!
手軽で効率的!スマホ写真編集アプリ「VSCO」だけでフィルムライクに仕上げる
VSCOには無料版と有料版がありますが、無料版は少ないながらも高品質なプリセットが楽しめるそうです。嵐田さんがよく使うのはF2やM5、有料のプリセットだとFP8やKE1とのこと。記事では、プリセットをさらに調整して自分の好みの作品に仕上げる方法を紹介していますよ!
フィルム写真をレタッチで“自分色”に変える – 写真店でのオーダーからスマホ編集まで
データ化したフィルム写真をアプリで編集することで、より自分らしい写真へと近づけることができます。さわやかな雰囲気の作品が印象的なもなみんさんが、普段行っているという現像の際のオーダーからVSCOとLightroomを使ったレタッチ方法を教えてくれました。
1. VSCOで色味などのベースを作る
色味のベース作りを「VSCO」で行います。ホワイトバランスやコントラストといった基本的な調整をしたり、プリセットを適用します。
2. Lightroomで最終調整
VSCOで編集した写真をLightroomに取りこみ、最終の仕上げをしていきます。明暗別色補正やカラーミキサー、露出補正など細かい調整を行ないます。
「Lightroom」編集画面(左:明暗別色補正、右:カラーミキサー)
写真×手書き文字 - 映画のポスターのようなメッセージ性の強い1枚にする方法
写真にこめた想いを伝える「手書き文字」。SNSに載せるだけでなく、気に入った写真で名刺やポストカードを作ったり、形にしてみるのも楽しそうですね。iPhoneの「マークアップ」機能やアプリで世界に一つだけしかないデザインを簡単に作ることができます。
写真にメッセージ性の高い手書き文字を加えると、作品から読み取れる背景などが変わって来ますね。手書きで人の輪郭線を入れたり、組写真と手書き文字を組み合わせてポスターのような一枚を作り上げる方法など、いろんなテクニックを紹介しています。
フォトブックを作る
お気に入りの写真をフォトブックという形にすると、写真の喜びも倍増。後から見返したり、記録として毎年1冊作っていくと、フォトライフがもっと楽しくなりますよ。写真学校でフォトブックの講義をしたり、作品の発表のために普段からZINEを作っているフジモリメグミさんに魅力的な1冊になるフォトブックの作り方を教えてもらいました!
フィルム写真で作るフォトブック〈前編〉~思い出を形づくる写真の選び方~
稀ちゃんがフィルムカメラで写した夏の思い出写真を使ってフォトブックを作っていきます。前編では写真の選び方をレクチャーいただきました。
- フォトブックサイズ:フィルム写真の場合、サイズは小さめに
※写真店によりますが、長辺1500px程度(印刷するとL判程度)がほとんどのため- ページ数:次も読みたくなるよう、ページは増やしすぎない
- 掲載枚数:小さいフォトブックでは、1ページに写真1枚が適切
- テーマ&表紙:テーマ&タイトルはシンプルに、それに合わせて表紙写真を選ぶ
- カテゴリわけ:人物/シーン/場所/その他などにわけて整理
- 候補選び:思い入れの強い写真を軸に、1冊全体の雰囲気を意識
人物シーン場所その他
フィルム写真で作るフォトブック〈後編〉~順番で変わる仕上がりの印象~
- フォトブックの出だし:興味を引く写真を選ぶ(濃い色味、ポートレートなど)
- フォトブックの中盤:思い入れの強い写真で盛り上がりをピークに
- フォトブックの最後:この後も続きそうな写真を選ぶ
- 最終チェック:掲載順を入れ替えたり、本のように開いて見るなど、印象をチェック
気になる記事はありましたでしょうか。写真は家で撮ることもできますし、以前撮ったものを編集したり印刷するなど、色々な楽しみ方ができます。
NICO STOPの記事が、少しでもお家でのフォトライフを満喫するヒントになったら嬉しいです。